「何度もお尻を叩いていた」女子バスケ部員に“セクハラ指導”する男性顧問が学校を辞めるまで
―[令和のセクハラ事件簿]―
ニュースでたびたび目にするわいせつ行為などによって逮捕、または教育委員会から処分される教師。こうした状況に各都道府県では教職員向けのハラスメント研修を行い、児童・生徒向けに専用の相談窓口を設置したりしているが、実際には誰にも打ち明けることができず悩んでいるケースも多い。
「高校時代、女子バスケ部に所属していた女友達も部活の顧問からセクハラ被害に遭っていました」
自らの武勇伝をそう振り返るのはウェブ情報サービス会社に勤める大下秀典さん(仮名・32歳)。当時、冗談を飛ばし合う女友達がしばらくふさぎ込んでいる時期があったらしく、本人に声をかけても「大丈夫。何でもないから」と答えたらしいが、悩んでいる様子なのは明らかだった。
セクハラに悩む友人のため、顧問追放に向けて立ち上がった
映像と音声データを抑えることに成功
1
2
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ