仕事

よそよそしい部下にどう声をかける?急に食事に誘うのはNG。ひろゆきの仕事で使える“ズルい”言いまわし

仕事やプライベートで「なぜかうまくいく人」は、どんな言葉を使っているのか? 実は賢い人ほど、相手から期待通りのリアクションを引きだす「ズルくてうまい言いまわし」を日頃から駆使している。 どんな言葉を使えば物事がスムーズに進むのか? 様々なシチュエーションごとに「ダメな言い方」「うまい言い方」を解説した、ひろゆき氏の新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』から、テクニックの一部を紹介しよう。
ひろゆき氏

ひろゆき氏

職場に馴染めていない部下と仲良くなる

仕事は無難にこなしているものの、いまいち同僚と馴染めていない部下がいる。人付き合いのスタンスは人それぞれなので強制するつもりはないが、もっと人間性を知るためにどう声をかければいいか? 食事とかに誘うのはアリなのか?

自分の話を持ち出してから、自然な流れで話をすればいい

部下と上司いわゆる“昭和の人”には、上司と部下の関係だとしても「人間としては対等」という事実がわかってない人が多い気がします。 確かに、いつの時代であろうと業務においては上司が命令を出し部下が従うのは当然です。しかし、業務時間外や関係のないことであれば、人間として対等なので、何かしてほしいことがあるなら“お願い”をするしかありません。 例えば部下と交流を深めるために食事に誘おうと思っていても、業務時間外に付き合うのは、相手にとってはタダ働きを強いられているのと同じこと。その部下が会社の飲み会とかに積極的に参加していないなら、それは「NO」という意思の表れです。 そんな明確なメッセージを無視するような人と、「プライベートの時間を割いてまで話をしたくない」と思うのは当然ですよね。つまり、業務時間外に誘おうとするのはやめたほうがいいと思います。 それ以前に、そもそも部下の人間性や考え方を知りたいなら業務時間中の雑談からでも十分に知ることができるはずです。 最近ではノウハウをまとめた書籍が出るくらい、職場における雑談は重要視されているポイントです。とはいえ、雑談が苦手という人も多かったりするみたいで、「プライベートなことを聞くとハラスメントになるんじゃないか」と、なかなか話題に踏み込めない上司もいると思います。 でも、変に構えたりする必要はありません。「休日には何しているの?」とか、「ボーナスが増えたら何を買う?」とか聞くくらいでいいと思うのです。
次のページ
プライベートなことを聞くと嫌がられる可能性も
1
2
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし

賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし

仕事やプライベートで言葉に困ったとき…ひろゆきなら、こう言う!
50のシチュエーション別に超具体的な「言い換え術」を伝授。


ざんねんなインターネット

日本のインターネット上で起こる様々な炎上事件や犯罪行為をどう見てきたのか? 満を持して出す、本気の「インターネット批評本」!


僕が親ならこう育てるね

2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏の新刊は“教育&子育て論” ※本の著者印税は、児童養護施設へのパソコン寄贈に充てられます。


記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ