恋愛・結婚

銀座ホステスが1セット4000円の安キャバに勤めてみたら…出会った“痛客”の珍言動5選――仰天ニュース・大反響トップ10

④鳴りやまない電話

 ある日の帰り際に、「番号交換しよう」と彼がおっしゃいました。スタッフさんに相談した上で電話番号を交換し、その日はお別れしました。それから、「写真が欲しい」と連日ショートメールが送られてきます。待ち受け画面にして本命嬢の気を引きたい、という魂胆は見え見えでした。「恥ずかしいからできない」と、なだめて誤魔化すこと数日。  今度は電話を掛けてくるようになりました。昼間は普通にOLをしていたので、めちゃくちゃ迷惑です。挙句、早朝の池袋駅のホームで「“ケイジ君大好き”って言って」とおねだりされ、スマホをぶん投げたくなりました。  

⑤とうとうスタッフに叱られる

 その日は、終電に乗り遅れたのでタクシー乗り場でタクシーを待っていました。前方に並んでいた女の人がタクシーに乗り込もうとするのが見えて、そこへ横から男性が続きます。  その後、「え、待って!なんで!?」と女性の声がして、車内から男性が押し出されました。見慣れたキャップとダウンコート。よく見なくてもケイジ君でした。恐らく、帰宅するキャバ嬢を待ち構えてコトに及んだのだと思います。怖すぎておちおちタクシーにも乗れません。  もちろんスタッフにめちゃくちゃ怒られていました。
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キャバ嬢の社交辞令を鵜呑みにしすぎると危険
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1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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