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リトル清原が語る、清原和博氏との知られざる絆。逮捕直後の取材依頼は「全部断った」

逮捕報道で芸人引退を覚悟した

リトル清原

現在では営業の仕事も徐々に戻ってきているという

――その後、2016年に清原さんが「覚せい剤取締法違反」の容疑で逮捕されます。リトル清原さんの仕事にも影響はでましたか? リトル:電話が数日間鳴り続けました。そのほとんどが決まっていた仕事をキャンセルする連絡で……。以降はオファーも来なくなったので、仕事は完全にゼロになりましたね。 ――他のネタをやろうとは思わなかったんですか? リトル:思いませんでした。清原さんが好きで、なおかつ顔も似ていたのでものまねをやっていただけですから。できなくなるなら芸人を引退するしかないという思いでした。 ――仕事ゼロの期間はどのくらいあったんですか? リトル:数ヶ月は続きましたね……。辛かったです。 ――どうやって仕事が戻ってきたんですか? リトル:心配してくれた芸人仲間や、それまで営業で行っていた企業の方々が呼んでくれました。 ――周囲の方の優しさに触れた時期でもあったんですね。ただ、お客さんのなかには「不謹慎だ!」といった否定的な反応もありそうですが。 リトル:いや、全然。むしろ、いつも以上に盛り上がりましたよ。「今、お前が出てくるのかよ!」みたいな(笑)。それから清原さんのファンの方で、「ネット上でのバッシングを見ていて辛かったんですが、リトル清原さんを見て少し気持ちが晴れました」と言ってくれる人も少なくなかったですね。

YouTubeチャンネルで“謝罪”を受ける

――逮捕後、清原さんと初めて会ったのはいつですか? リトル:一昨年ですね。執行猶予が終わって、YouTubeチャンネル(『清ちゃんスポーツ』)を始められたタイミングで出演のオファーが来ました。 ――どんな内容だったんですか? リトル:清原さんには、僕が出ることを隠しておき、サプライズで登場する回でした。でも、始まってみると実は「逆ドッキリ」で、清原さんからサインバットをプレゼントしていただいて。ちなみにバットには、「いつもいつもありがとう」という言葉も書かれていました。 ――清原さんにはどんな思いがあったんでしょうか? リトル:清原さんが逮捕されたのは、僕に3人目の子供が生まれた時で。「生活が大変な時に自分が逮捕されて迷惑をかけた」と思っていたそうで、「いつか謝罪がしたかった」とおっしゃっていました。 ――その気持ちと謝罪を受けどうお感じになりましたか? リトル:ものまねは僕が勝手にやっていることなので、「迷惑だなんてとんでもない」と思いました。でも、清原さんがそんなに気にかけていてくださったことに、本当に感激しましたね。
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

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