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リトル清原が語る、清原和博氏との知られざる絆。逮捕直後の取材依頼は「全部断った」

逮捕直後の取材依頼は「全部断った」

――ということは、逮捕された時も迷惑がかかったと感じたことはなかったんですね。 リトル:もちろんです。ワイドショーや雑誌の取材依頼がたくさん来たんですが、ほぼ全部断りました。なぜなら、どう答えても「仕事がなくなってリトル清原が困っている」という部分だけ切り取られてしまうことがわかっていたからです。 ――世間や、清原さん本人にも意図しないことが伝わってしまうのは、本意でないですよね。 リトル:バラエティ番組からのオファーも来たんですが、薬物の件を茶化すような内容だったので、お断りしていました。 ――清原さんの逮捕されたシーンや、謝罪のシーンをやって欲しいというオファーは来そうですね。 リトル:そうです。まさにそんなオファーがあって嫌な気分になりましたね。

現在はイベントプロデュース業にシフト

リトル清原

ラーメン屋で働いていた時期も

――リトル清原さんの仕事は以前のように戻って来ていますか? リトル:ネタが清原さんのものまねひとつしかないので、何度もリピートして呼んでくれることが多くないんですよ。まして、30分のショータイムを任されても僕には無理なので(笑)。そこで、仲間のものまね芸人を連れて行き、一緒にショーをやる方針に変えました。 ――プリティ長嶋さんや、長渕剛さんのものまね芸人さんなどとご一緒にという感じですね。 リトル:そうです。他にも、有名ではないのでまだギャラは安いけど、いろんな歌手の歌まねができる芸人ともよく一緒に行きます。クライアントさんと話し合って、呼ぶメンバーを決めてショー全体を作るようなプロデュース業ですね。最近では、「僕がプロデュースする舞台が見たい」と、何度も呼んでくれる方が増えてきました。 ――営業のお仕事が多いと、コロナの影響が大きかったのではないですか? リトル:そうです。正直、清原さんの逮捕後よりも仕事がない期間は長かったです。生活の為にラーメン屋さんでアルバイトもしていました。 ――仕事が戻ってきたのはいつ頃ですか? リトル:営業は昨年末くらいからですね。今は、アルバイトでお世話になったラーメン屋さん「チャーシュー力A 鶴ヶ島店」の監督(イメージキャラクター)にもなっています。
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いつか「指導者・清原」をものまねしたい
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

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