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花見のトイレ問題、100人以上の行列に「もう無理」。“草むらでする人”続出で地獄絵図に

「お花見のトイレはトラウマです」

トイレ こんな明るい失敗談もあれば「お花見のトイレはトラウマです」と話す女性もいる。野原玲さん(26歳・仮名)は、先日参加したお花見でとんでもない現場に遭遇してしまったそうだ。 「大学時代のサークルのOBたちとの花見でした。ぜんぶで30人とかかな。結構な人数がいました」  玲さんは「花見自体は楽しかったし、酒も大好きだ」というが「トイレが近いから」という理由でイマイチ乗り切れていなかったと話す。 「本当にお酒もチビチビ飲んでました。そこに30分くらい遅れてきた友人が『トイレの混み方えぐいよ!』といって、彼女はお酒を一口しか飲まなかったんです。私は全然トイレに行きたくなかったけど、行きたくなったら終わりだ!と思って先に向かいました」  すると案の定、仮設トイレはすごい行列。5つしかないトイレに対して「明らかに100人以上並んでいました」という。 「しかも女性だからみんな時間が長い。全然スムーズにすすまない。本当に来てよかった、と胸を撫で下ろしました」  だが、待てど暮らせど順番は来ない。20分くらい経ったところで、事件は起こった。 「私の3人前の子がずっとモジモジしてたんですが、急に『まじ無理ぃ!』と漏らしちゃったんですよ」  その彼女はベージュのパンツを履いており、漏らしたのは誰からみても明らか。 「でもその彼女は笑って『やっばー!』とかいって、一緒にいた友人も笑って自分の羽織ってたパーカーを『腰に巻いとけ!』と貸してました。これからくる友人に電話で『漏らしたから、なんか安い服を買ってきて』と頼んでいましたけど、私だったら絶対に笑っていられない……」  玲さんはそれを見て青ざめてしまい、具合が悪くなってしまう。 「とりあえずトイレを済ませて、もう今日は何も飲まずに帰ろうと思いました」

現場は“地獄絵図”

 自分たちの席に帰ると酔っ払った後輩らが草むらに行き、上着で隠しながら用を足していたそうだ。 「男性はよくあるけど、女性ですよ? ありえない! って引きましたけど、我々以外のグループも女性トイレの混みっぷりを見て諦めて外で用を足している人が結構いました。“地獄絵図”ですね。私は漏らしたら笑っていられないし、かといって草むらでも無理。私は外で飲むのに向いてないなって思いました」  トイレ問題を抱え、早々に帰宅した玲さん。同棲している彼氏に話すと「お前は考えすぎだよ」と笑われたんだとか。 「もう完全トラウマになりました。もうトイレにいつでも行ける花見しか行きたくありません」  筆者もこれには完全同意。毎年トイレの場所を熟知していて、なおかつトイレを貸してくれる店がわかるところにしか行かなかった。花見では、もっとたくさんトイレを設置してほしい。 <取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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