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“手帳評論家”のかばんの中身。「ガラケーには失われた古代文明のようなロマンを感じる」

細やかなこだわりが詰まった、好きな色(青系)で揃えた文具たち

舘神龍彦さん

老舗メーカーの手帳を愛用

・手帳 NOLTY(ノルティ) エクリPlusB6-7 ・メモ帳 いろは出版 SUNNYライトノート ・ペンケース 手帳評論家として、手帳を知り尽くした舘神さんが選んだ手帳は、手帳メーカーの老舗、日本能率協会マネジメントセンターの「NOLTY エクリPlusB6-7」です。同シリーズの手帳を3年使っているそう。手帳カバーは自分好みのカラーの、別のNOLTYのものと交換しました。 「手帳選びはサイズが大切。自分はB6がしっくり来ますが、人それぞれに使いやすく感じるサイズは違います」 月間カレンダーと週間バーチカル(日付縦区切り・見開き1週間)の手帳で、週間バーチカルページ右側の、3/5がメモスペースです。このスペースにタスクを書いて、チェックしていくのが定番化しています。メモページやログページもあり、観た映画なども記入できます。 「全てを手帳で管理しているのではなく、Googleカレンダーも使用しています。手帳には心情的なことをメモしたり、WEBニュースの記事ごとのアクセス数などを管理したりしています」 メモ帳はいろは出版の「SUNNY LIGHT NOTE」。文房具屋さん大賞2024「ノート部門」を受賞したアイテムです。 「メモだけで持ち歩けるし、文庫サイズよりちょっと幅が狭いという絶妙なサイズ感や、カバーがあったり、ゴムバンドがついていたり、ありそうでなかったかゆいところに手が届くメモ帳です。独立したペンホルダーがあるのですが、取り付け位置が紙に干渉しないように少しずれていて、段差やでこぼこが生じないため、書く時になめらかなのも画期的だと感じました」

青系のアイテムが多いのは「好きだから」

ペンケースは鮮やかなネイビーブルー。以前はもっと大きなペンケースを使っていたが、小さめサイズに変更しました。 中には ・シャーペン ・ペン型消しゴム ・多色ペン ジェットストリーム 3色(三菱鉛筆) ・多色ペン ハイテックC 2色(パイロット) ・消せるボールペン フリクション シナジーノック0.4mm(パイロット) が、入っています。 「多色ペン2本を使い、使い方と出番によって5色を色分けしています。こすると消えるボールペン、フリクションは、シナジーチップという書き心地の良いペン先を採用してます。最近インクが濃くなってきてさらに使いやすくなりました」 バッグ、手帳、メモ、ペンケースが全て青系なのは特に理由がある訳ではなく、好みの問題だそう。 「色は青系が好きなので、青があればついつい選んでしまいます」
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ノートパソコンはスタンドと外付けキーボードで作業しやすく
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ライター・ブロガー。アメーバオフィシャルブログ「せまいえ(1ルームで2人暮らし)」運営。狭い家で暮らしたい系ミニマリスト。チェーン店のモーニング食べ歩きと、ひとさまの暮らしを覗き見ることをこよなく愛する。著書に『台所図鑑』(大和書房)。チェーン店のモーニング愛好家として『THE TIME,』(TBS系)に出演。Xアカウント:@tei_nai

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