ちなみに私が愛用しているのは水筒ではなく200mlのスープジャー（3500円）です。最初は我が子たちの学校での昼食用に購入したのに、一度作業のお供に使うと虜に。 　まず、取っ手がない湯呑みスタイルが好き。熱くならないボトルに取手の必要性を感じたことがないのと、このシンプルフォルムは収納を選びません。その日の気分で味噌汁やスープを入れることもあるので、でっかいボトルは好みません。味噌汁側だって喉でゴクゴクいかずに啜ってほしいと思うのです。 　蓋がキッチリ閉まるのもポイント。我が家には猫が2匹いて毛が常に空中浮遊している状態。換毛期なんてもはや毛の雨、飲み物に混入するのを防ぎます。そしてついでに申せば、猫のお二方は脈略もなく大暴れをおっ始めるので、このボトルは転倒しても中身が漏れなくてとてもいいです。作業が中断するリスクも低いのです。 　どんなテーマで文章を書くかを決めたら、BGMで気持ちを高めるサポートもしてもらいます。小さいながらも音にこだわったスピーカーで、作業中は近い距離でしっかり聴くのではなく、やや遠くから包まれるように音が出るようにしています。 　没入したい時は歌詞が思考を邪魔しないように、映画のサントラだったり、英語がわからないマイナス面を逆手に取って洋楽や古いジャズをかけたり、テーマに相応しいBGMをかけるとキーボードを打つ手も軽やかになったりならなかったり。