ニュース

「子宮めがけてグーパンチ」「吸いかけのタバコを投げつけられた」…立ちんぼ女性たちが語った“買春男からの被害”

カネ未払いだけでなく“子宮グーパンマン”も

[頂きおじさん]の実態「平気で暴力を振るってくるおじさんが増えたように思います。最初に断ったのにキスで舌を入れてきて、突き放したら殴られました。警察に電話しようと思ったら、『おまえも捕まるぞ。どうせホストに入れ込んでんだろ? ヤクザが来ないのもわかってるぞ!』って開き直って……。2週間も青あざが消えなかったし、今でもそのおじさんは、私を見かけると吸いかけのタバコを投げつけてきたりします」(D子さん・26歳) 「輩系の50代おじさんとの最中に生理がきてしまい、相手が『俺は血が苦手なんだよ! 見せるな! カネ返せ!』って激高。さすがに途中まででもヤることヤってんだから返す義理はないし、逃げようとしたら、いきなり子宮めがけてグーパンチ。動けなくなってる隙にその“グーパンマン”は私の所持金の5万円まで“頂いて”いきました」(E子さん・26歳)

悪質なおじさんへの防御策は…

KENZO氏は彼女たちの壮絶な体験に「密室でそんなことされたら本当に怖いよな」と同情しつつ、悪質なおじさんへの防御策は何か行っているのかを尋ねた。立ちんぼ歴2年のF子さんはこう話す。 「唐辛子スプレーを持っているようなコや、強気に殴り返すコもいます。だけど、やっぱり男の力には敵わないってことはわかってるから。交渉の相手をいきなりタメ口で話してくるような人ではなく謙虚そうなおじさんだけにしたり、とにかくカバンから常に目を離さないとか、それくらいしか対策できることはないです」 売春は当然、売るのも買うのも違法行為だ。しかし、この街ではそんなカネとカラダによる化かし合いは日常茶飯事。KENZO氏は、今日も眠らない街で、目を光らせている――。 【詐欺撲滅YouTuber KENZO氏】 日夜、詐欺や悪徳マルチの撲滅のため、突撃を行うYouTuber。著書に『突撃!:新宿109 詐欺・悪徳マルチ撲滅活動日記』(彩図社) 取材・文/週刊SPA!編集部 ※6月11日発売の週刊SPA!特集より
1
2
週刊SPA!6/18・25合併号(6/11発売)

表紙の人/ NMB48

サブスク「MySPA!」なら発売日の1日前からすぐ読める!
プランの詳細はこちらから
おすすめ記事