更新日:2024年07月22日 14:54
恋愛・結婚

離島で“男女の仲”になった先輩教師と本土で再会。ラブホに誘われたけど…――大反響・仰天ニュース傑作選

「好きです」と告白して関係を持ったものの…

 その下谷先輩の言葉に「チャンスはある」と感じた香菜さんは、後日、二人きりの飲みのお誘いをすると、先輩は快くOK。 「最初は居酒屋で飲んでいて、先輩からの提案で私の部屋で飲み直すことになりました。もともと告白するつもりで誘っていたので、私が『好きです』って告白すると、先輩は『嬉しいよ、俺も好きだよ』って応えてくれて。その晩に初めて先輩と男女の関係になりました。それからは他の先生たちには内緒で、1~2週間に1回ぐらいのペースでどちらかの部屋で会うようになりました。  ただ、恋人のようにイチャイチャはするんですけど、私は小心者なので、先輩はまだ本土の彼女と続いているのか? 私とは付き合っているわけではないのか? っていうのを聞けずにいたんです……」

「付き合うと辛くなるよ?」という不誠実な言葉

夕焼けシルエット それから数ヶ月が過ぎ、香菜さんは任期3年目、つまり最終年の春を迎えたそうです。 「なあなあな関係のままは不安だったので、二人きりのときに『私って彼女ですか?』って聞いたんです。そうすると先輩は『香菜はあと1年でいなくなる。でも俺はまだまだこの島にいるから付き合うと辛くなるよ?』って。本土の彼女とまだ続いてるのかとかも教えてくれなくて、私はその返答を聞いて遊びだったのかなってショックでしたね」  さらにその数週間後、香菜さんにさらなるショックな出来事が襲い掛かります。 「赴任してきたばかりの私より若い女の先生がいたんです。まだ島に来て1ヶ月ぐらいだったのに、その後輩と下谷先輩が付き合ってるって噂を聞いて……。しかもその話を聞いたのが、下谷先輩以外の数人の先生とご飯を食べに行っていたときで、ある先生が『こないだまで山田さん(香菜さん)って下谷君と……えっと、そういう関係だったんでしょ。それがいきなり鞍替えとはひどいよね(笑)』って言うんです。私が気づいてなかっただけで、私と先輩の関係も裏では公然の事実として広まっていたんです」
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学校の裏庭に呼び出し…
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

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