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“筋骨隆々な大食いファイター”を直撃「わんこそばを690杯」食べても、なぜ太らない?

“体が維持できるように”コントロールしている

ーー一方、筋トレやアームレスリングに興味を持ったきっかけはなんですか? 鍋島:子供の頃から力が強い方でしたし、遊びでの腕相撲もよくやっていました。4年くらい前に、アームレスリングのチャンピオンと知り合って、その人に負けちゃったんですよ。すごく悔しくて、その日からトレーニングを始めました。 ーー負けから始まったんですね。大食いをしているのに、なぜその体が維持できるのですか? 鍋島:どんなに忙しくても、どんなに疲れていても毎日ジムに行くようにしています。それと、体重計に毎日乗りますね。体重を見ながら、自分でリカバリーができると思う時にしか大食いはしません。 ーー1日の食事の一例を教えてください。 鍋島:以前は少なめの量をこまめに食べる生活だったんですが、大食いを始めてからはリズムが変わりましたね。たくさん食べた後には30時間くらい食べなかったりということもあります。でも最近は、1日~2日に1度は大食いをしていますけどね。それでも、この体が維持できるようにコントロールはしています。

「大食いをしても太らない」体質に気づいた

鍋島龍一郎

筋トレと同様に大食いにも理詰めで向き合う

ーー具体的にどのようにコントロールしているのですか? 鍋島:自分が何をしたら自分の体がどう変化するのかを、きちんと知らなくてはいけません。例えば、糖質をどのくらい減らしたらどのくらい体重が減るのかや、どんなトレーニングをしたら筋力がどう変わったということを知ることが大事です。 ーーそのためには、数多くサンプリングすることが大事ですね。 鍋島:太りやすい/太りにくいだったり、筋肉がつきやすい/つきにくいなど、体質は人によって違いますよね。なので、世間で言われるいくつものダイエット法や筋トレも、自分にあったものをやらなければ、せっかく頑張っても結果が出にくいんですよね。 ーー鍋島さんご自身の体には、どんな特徴がありましたか? 鍋島:「大食いをしても太らない」ことです。ちなみにお酒も筋トレや筋肉に良くないと言われていますよね。ただ、僕はお酒もすごく飲むんですが、影響を感じたことがないですね。
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半年前に比べて「倍ぐらい食べられるようになった」
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

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