エンタメ

“筋骨隆々な大食いファイター”を直撃「わんこそばを690杯」食べても、なぜ太らない?

半年前に比べて「倍ぐらい食べられるようになった」

鍋島龍一郎

これからさらに進化していくであろう鍋島氏から目が離せない

ーー大食いの練習によって胃が大きくなることはあると思いますが、テクニックも身につくものですか? 鍋島:そうですね。大食いの面白さは「ただ、胃に流し込む」だけではないところだと、身をもって知りました。メンタルや段取りも大きく影響するんですよね。制限時間が迫って焦り始めても、ペースを崩さず食べられるメンタルだったり、体内に食べ物が入りやすい段取りをうまく組み立てたりという奥深さがあります。 ーー半年間でそのスキルやメンタルは高められましたか? 鍋島:かなり高まったと思います。半年前に比べると量としては倍ぐらい食べられるようになりましたね。 ーーなかでも、ご自身で変化が大きいと感じるのはどんな部分ですか? 鍋島:スピードですね。海外のフードファイターは食べるのがめちゃくちゃ早いんですよ。ホットドッグの大食い大会として有名なアメリカの「ネイサンズ」は、制限時間10分ですからね。日本は国民性としてもコンプライアンスの視点からも綺麗に食べるのをよしとするので、スピードの面では海外よりも弱くなります。ですから、スピードを意識して練習していますね。 ===== 「大食いが楽しい」という鍋島氏は「もっと強くなって、いろんな人と対戦するのが楽しみ」とニヤリ。独自の理論をベースに、今後さらなる戦績を積み重ねていくことだろう。 <取材・文/Mr.tsubaking>
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ