恋愛・結婚

“性格が良い人”こそ要注意人物?付き合うと「不幸になってしまう」理由

人々の認識を狂わせる、表面的に性格の良い人

表面的には性格が良い 言わずもがなポイントは③のタイプ。  本当は性格が悪いのに、自分では性格が良いと思い込んでいるし、表面的には性格が良いような言動が多いので、そこまで深く関わりのない周囲の人々からは性格が良いように見えている。  ①と③を合わせれば全体の6割は「良い人」のように見えてしまうのですが、現実は②と③で8割が「悪い人」である――という考察。要するに、③のタイプが世の人々の認識を狂わせているのです。

残酷なことも無自覚でやってしまうタイプ

 ここまでのお話で、「性格が良い人」をパートナーに選ぶと不幸になるという理由が、見えて来たことでしょう。  そう、①の“本当に性格が良い人”と巡り合えて付き合えればきっと幸せになれるでしょうが、世の中には③の“自分のことを「性格が良い」と勘違いしている性格が悪い人”が非常に多いため、①と付き合ってるつもりでも実は③だったというケースが多々あるのです。  ③のタイプは、えてして「自分の考え方は正しい」と妄信しています。  そのため、良かれと思って自分の価値観をゴリ押ししたり、他者の価値観を否定して修正しようとしたりして、結果的にパートナーを苦しめることがよくあるのでタチが悪い。いわゆるモラハラをするのも③であることが多く、“正義”という名の凶悪な刃を振りかざして、パートナーを傷つけ、追い込んでいくのです。  また、自分は「性格が良い」という前提で物事を考えているため、自分が残酷なひどいことをするという発想がなく、そういったクズな言動をしていても無自覚であることも多々あります。  こういう③のようなタイプと一緒にいるパートナーは心がどんどん疲弊していって、不幸になってしまうというわけです。
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自覚できている性格が悪い人のほうがマシ
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

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