恋愛・結婚

“性格が良い人”こそ要注意人物?付き合うと「不幸になってしまう」理由

理性で自身の性格の悪さを抑制している

性格の悪さを自覚している人 では、②の“性格が悪いことを自覚できている性格が悪い人”はどうでしょうか。  結論を言うと、たいていは③よりは②のタイプのほうがよっぽどマシなのです。  もちろん②のなかには、自分の性格の悪さを自覚したうえで非情でクズな振る舞いが余裕でできる人もいますが、たいていは性格が悪いと自覚しているからこそ、心にストッパーがかかって、残酷なひどいことまではできないという人が多いのです。  ②は自身の醜い一面を客観的に見えているからこそ、関わる人たちに嫌われたくないと考え、理性でコントロールして性格の悪いところを抑制しているというケースも少なくありません。  そして、一口に「性格が悪い」と言ってもレベルがあります。一緒にいてもさほど実害はない低レベルの性格の悪さなのか、それとも一緒にいればいるほどひどく傷つけられていく高レベルの性格の悪さなのか。  自覚がある②が低レベルで、自覚のない③が高レベルであるということは往々にしてあるのです。

自覚できている性格が悪い人のほうがマシ!

 まとめますと、①の“本当に性格が良い人”とパートナーになれるのがベストですが、全体の2割程度しかいないため、なかなか①と結ばれるのは難しいもの。現実的に考えて、世の中の8割程度を占める性格の悪い層からパートナーを選ぶことになるケースのほうが、圧倒的に多いわけです。  ただ、性格の悪さにもレベルがありますので、できれば低レベルの人を選びたいところ。  となると、非常に残酷なことが平然とできてしまう③の“自分のことを「性格が良い」と勘違いしている性格が悪い人”よりは、自らの振る舞いを制御できる②の“性格が悪いことを自覚できている性格が悪い人”のほうが、よっぽどマシということです。<文/堺屋大地>
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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