恋愛・結婚

夏の温泉旅行で恋人と破局「壁にいる“黒いヤツ”」に対する反応で別れを決意

「この子と結婚はないな」と思ったきっかけ

ロープウェイ 都内在住の阿部直樹さん(35歳・仮名)は先日、彼女と旅行に行ったばかりだというが「この子と結婚はないな」と確信するような出来事があったそうだ。 「宿泊先に向かう途中に、ロープウェイがあったんです。調べて見たら映えスポットもあるし、インスタをよく更新している彼女なら喜ぶかなぁと、『寄ってみる?』と提案したんです」  彼女は高所恐怖症で、さらに閉所恐怖症だったらしく「えぇ、こわいなぁ」という様子。ロープウェイに乗らなくてもカフェなどはあったようで、とりあえず寄ることにしたそうだが……。 「僕も別にロープウェイにそこまで乗りたいわけではないので(笑)。もうお茶してトイレ寄って、宿に向かう気満々だったんですが、彼女が『でも直樹は乗りたいよね?』『頂上で写真撮ったら映えそうだよね?』とか聞いてきてくるので『じゃあ乗る?』っていうと、返事は『うーん』。そんな謎のやりとりをずっとしていました」

1時間以上もウダウダと…

 なんとロープウェイ検討タイムは1時間を超え、阿部さんが「もういいよね!」と言った途端に「せっかくだから乗ろっか!」と彼女。 「もう僕は乗っても乗らなくてもどうでもよかったし、結局乗るのかよ! なんだこの女!って感じでした」  彼女は1時間もウダウダと躊躇していたにもかかわらず、いざ乗ってみると「意外とこわくない」と、ロープウェイ内で立って写真を撮っていたそうだ。 「そこまでびびって躊躇していたんだから、こわがってくれた方がマシだったというか。こわくないなら、この1時間はなんだったの?ってなるじゃないですか」  頂上を楽しむ彼女とは裏腹に、阿部さんはイライラMAX。この行動により「彼女とは早めに別れよう」と決意したそうだ。 「そのうち結婚も考えていましたが、こんなに優柔不断な子とは絶対うまくいかないだろうって。だから、ある意味でいっしょに旅行に行ったことで彼女の本当の部分がわかってよかったです」  まだ別れてはいないそうだが、「あちらから振ってもらえるように精一杯にクズ男を演じてます」とのことだ。 <取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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