恋愛・結婚

「60代になっても仲がいい夫婦」は若い頃から続けている“3つのこと”

 YouTubeで日々、恋愛心理を中心とした男女の恋愛観に関する情報発信をしています、結婚相談所「エースブライダル」主宰の関口美奈子です。    これまでに3万人以上の男性と向き合ってきた私の実体験と男女の心理に関する研究データからリアルで実用的な情報をお伝えしたいと思います。  皆さんは、パートナーシップについて考えるとき、どんなことを大切にしていますか? 最新の「パートナーシップ調査2024」(リクルートブライダル総研調べ)によると、20代に続いて。60代の人がパートナーシップの現状にとても満足していることがわかりました。  この調査は、全国の既婚者を対象に行われ、パートナーへの満足度や結婚後の関係性について深く掘り下げています。この結果から、60代のご夫婦がどのようにして幸せなパートナーシップを築いているのか、その秘訣を学んでみましょう。

60代夫婦の満足度が高い理由

60代になっても仲がいい夫婦 まず、なぜ60代の夫婦がパートナーシップに満足しているのかを見ていきましょう。  調査結果によれば、60代の夫婦は他の年代に比べて、長年にわたる信頼関係が築かれていることが大きな要因となっています。  長い年月を共に過ごすことで、お互いの信頼が深まり、安心感が生まれるのですね。  また、子どもが独立し、定年退職や仕事のペースダウンにより、夫婦で過ごす時間が増え、生活にゆとりが生まれることも満足度の向上につながっているようです。

60代夫婦から学ぶパートナーシップの秘訣

 では、具体的にどのような点がパートナーシップを良好に保つ秘訣なのでしょうか? ①信頼とコミュニケーションの大切さ  全体的に満足度の高い60代は、長年ともに歩んできたパートナーとお互いを信頼し、良好なコミュニケーションを取ることを大切にしています。何気ない日常の会話や、小さなことでも相談し合う姿勢が、信頼関係を築く基礎となっているようです。 ②異なる価値観の尊重と受け入れ  お互いを知り得たからこそ「配偶者・パートナーとの考え方が違うのは当たり前だ」という姿勢を持っています。異なる価値観を尊重し合い、お互いの意見を受け入れることで、より深い関係性が築かれます。これは、結婚しても個人の人生を尊重することの重要性を理解しているからこそできることです。 ③家事や育児の協力と柔軟な役割分担  60代の夫婦は、家事や育児においても、完璧さを求めるのではなく、お互いに協力し合うことを大切にしています。「ある程度できていれば、家事は完璧でなくてもよい」と考え、形式的な平等よりも実際の協力を重視しているのです。こうした柔軟な役割分担が、関係性を良好に保つ秘訣となっているのかもしれませんね。
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パートナーシップが仕事や生活に与える影響
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