恋愛・結婚

50代でナンパをやめられない男性“ラブホでの悲劇”「目を覚ましたら見知らぬ男が」

近くにあったラブホにチェックイン

間違えない男女交渉0731

※写真はイメージです

「ミユキさんがうつらうつらしていたんで『眠いの?』と尋ねると『うん、大丈夫』と答えて、しゃきっとなりました。その様子から宿泊先のホテルではなく、近くにあったラブホテルにチェックインしました。しかし、彼女は率先して部屋に入ったのですが、すぐにベッドに倒れ込んで、そのままいびきをかいて寝てしまったんです」  あっけにとられてしまった宮永さん。そんなにお酒を飲ませた覚えはなく、酔いの気配もなかったのだが、とりあえず彼女の着衣の乱れを直して、紳士的に布団をかけたという。そして、ホテルのソファに寝っ転がり、目を覚ますのを待とうとした。 「すると今度はミユキさんから激しい歯ぎしりや寝言が聞こえて、うるさくて眠れないんです。そこで旅行用の携帯の耳栓をバッグから取り出してつけて『朝になったらチャンスが到来するかも』と期待しながら、そのまま僕も寝てしまいました」  ところが朝になると、さらに意外なことが起こった。

目の前に若い男が仁王立ち

「突然、腰や足に痛みを感じて起きました。蹴られたとわかると同時に、目の前に若い男が仁王立ちになって睨んでいたんです」  宮永さんが起き上がろうとすると、さらに二度、三度、蹴ってきたので「何をするんだ」と制すると、その男性は「お前こそ、彼女をコケにしやがって、なんやねん」と怒鳴ってきた。必死でドアのところまで逃れた宮永さんに男がつかみかかってくる。いつの間にか目を覚ましていた女性は椅子に座って、その様子を冷たい視線で見ていたという。  状況を察した宮永さんは男をはねのけてから、「ちょっと待て。誤解だよ。彼女が自分から僕の部屋に行きたいと言ったんだ。部屋に入るなり、ベッドに倒れ込んでいびきをかいて寝てしまった。だから何もなかったんだよ」と説明したが、男は「嘘つけ、このボケ! ミユキが襲われたと言っているぞ」とさらに掴みかかってきた。 「本当に誤解なんだよ、彼女に聞いてくれよ」と何度も誤解を解こうとしたが、若い男は首を横に振り、「警察に訴えられたくなかったら、ここで示談金を払え」と脅してきた。宮永さんはやっと事情を察した。彼女は美人局なのだ。その時、ある男のことが閃いた。
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「大阪では二度とナンパしない」
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コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪

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