恋愛・結婚

38歳“理想の彼氏”の正体が衝撃的すぎた…29歳女性が直面した悪夢

平日にしか会えないことに違和感を覚えるも……

平日しか会えず違和感 こうして何度か食事を重ねるごとに、石塚さんとの距離を縮めていった佳代子さん。お酒を飲むことや映画鑑賞が趣味という共通点も相まって、会う頻度も増えていった。ついには流れのままにラブホテルで朝を迎えることも……。  体の相性も良く、ますます石塚さんの魅力に惹きこまれていったそうだ。しかし、このときから「少し気になるところはあった」と佳代子さんは語る。 「土日休みのはずなのに、デートする日は平日ばかり。『先輩とゴルフに誘われていて』とか『就活生向けのイベントでスピーチを頼まれているから』といった理由を戸惑うことなく流暢に話すので、何の疑いもなく信じていましたね。確かに顔も日焼けもしているし、とか思って……」 しかし、この違和感がのちに信じられない事実と結びつくことは、そのときの佳代子さんは気づいていなかった。

交際を開始するも自宅には入れてくれず

 迎えたその年のクリスマスイブ。佳代子さんは石塚さんに交際を申し込まれ、もちろんそれを承諾。晴れてカップルになった二人はマッチングアプリをその場で削除した。幸せな日々が続くと思っていた。  ところが、六本木や麻布十番周辺で食事をすることが多く、お泊りデートは広尾に住む佳代子さんのマンションのみ。石塚さんは板橋在住で「わざわざウチまで来るの、遠いでしょ?」と言ってごまかしていたという。また正月も「実家に帰省する」と言って会ってくれず。 「私の家のほうが近いし、意外とエリート男性ほど忙しくて部屋が汚いと聞いたことがあったので、自宅に呼ぶのが恥ずかしいのかなぐらいの気持ちでした。でも、付き合って3か月が過ぎても彼の家に誘われることがなかったので、何か違う理由があるのかなとは思い始めていました」
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親友に紹介したときに衝撃的事実が発覚
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テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。

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