一見“よき夫”になりそうだけど…実は“モラハラ予備軍”。「ヤバい結婚観」をもつ独身男性の特徴
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式サービスにて、年間約1000件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。
2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。
さて、昭和生まれの男性も平成生まれの男性も、現在「婚活中」という人はたくさんいると思いますが、時代が移り変わって来るにつれて、結婚相手や結婚生活への標準的な価値観もかなり様変わりしてきています。
一昔前ならば“よき夫”になりそうだと思われるような発言も、令和のいまだとだいぶ違和感があり、結婚観のアップデートが追い付いていないのではないかと思われてしまうこともちらほら……。
そこで今回は、一見すると問題のなさそうな言葉ながら、いまの時代背景に照らし合わせるとちょっとヤバめだという、結婚観に対する独身男性の発言を3つご紹介していきます。
昭和の時代ならば、仕事が終わったら寄り道せずに帰宅する“よき夫”と認定されそうな発言ですが、令和のいまだとヤバい要素が複数ある発言と言えるでしょう。
第一に、妻(女性)が料理を作ることを当然のように言い放っているところ。いまの時代は、料理をはじめとした家事を夫婦で分担するという男女平等の価値観が浸透してきているにもかかわらず、です。裏を返せば、自分が家族のために料理を作るつもりはさらさらないようにも聞こえます。
次に「毎晩」ということは、妻に家事業の休みを与えるつもりはなく、毎日働くのが当たり前という考え方が透けて見えるのです。
好意的に解釈すれば、浮気の心配のない”誠実夫予備軍”になりそうとも考えられますが、料理をはじめとした家事をしていないと、不満をあらわにして詰めてくるような“モラハラ夫予備軍”とも言えるのではないでしょうか。
夕飯をスーパーやコンビニの弁当にしたりデリバリーサービスで注文したりするだけで、「自分の仕事もろくにできない」というようは嫌味を言われてしまう、「妻失格・母失格」の烙印を押されてしまうとしたら、その結婚観に耐えられる女性は少ないでしょう。
結婚観のアップデート、できていますか?
①「毎晩、妻の手料理で家族団らんしたい」
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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