更新日:2024年11月28日 17:51
エンタメ

“2つの病気”を公表、休業した24歳セクシー女優が語る当時の心境「最初は本当に動けなくて…」

「メニエール病」と「鉄欠乏性貧血」が判明するまで

――なかなか体調不良の原因がわからなくて病院を転々とする、というのはよく聞く話ではありますよね。 小梅:それから私の場合、もともと貧血があるんですけど、年々悪くなっていて。内科で診てもらったときに「たぶんメニエール病以外に、貧血もありますね」と言われて「鉄欠乏性貧血」の診断を受けました。 ――鉄欠乏性貧血とは? 小梅:これは親からの遺伝なんですが、血液を作るための鉄分を食事やサプリから補うのが難しい体質なんです。検査を受けたら「血液の量が一般的な人よりだいぶ少ない」って言われました。「ケガで血が多めに出ちゃったら、もう助からないってレベルだ」って。 ――そんなこともあるんですね。でも2022年、2023年と出演本数自体は30本以上じゃないですか。だからそこまで体調が悪いとは、ここで聞くまで想像していませんでした。 小梅:本当にマネージャーさんや、現場のスタッフさんの支えがあって、なんとか出演していましたね。

4か月の休業中は、ずっと不安でいっぱい

小梅えな――体調不良の原因が、メニエール病と鉄欠乏性貧血だと判明してから、4月から8月まで4か月のお休みを決めたわけですね。 小梅:マネージャーさんと相談して、このままだとやっぱり迷惑をかけてしまうから、1回治療に専念しよう、と。 ――4か月のお休みは、病気の治療のためとは言っても、不安になりませんでした? 小梅:すっごく不安でした!「私はこの先、どうなっちゃうんだろう」って思いました。貧血は鉄分をしっかり取って、薬を飲めばなんとかなるんですけど、メニエール病は良くなって復帰してからも、お仕事をもらえるのか、撮ってもらえるのかがすごく不安で。 ――大変な病気ですから、治ったとしてもオファーは控えておこう、と考えられてしまう可能性もありますからね。 小梅:もしそうなったらどうしようって気持ち。それとは別に、8月に台湾のお仕事のオファーをいただいていて。
次のページ
治療費、薬代で毎月何万円もの出費が
1
2
3
4
単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ