更新日:2024年12月20日 18:11
恋愛・結婚

浮気相手の“身長”を活かした隠ぺい工作とは。同棲する彼女が家に男を連れ込んでいた…

バッチリ映っていた現場、浮気相手は?

ベランダ 不審に感じつつもヤヨイさんを追求せず、彼女が寝静まるのを待って深夜にカメラチェック。すると……。 「バッチリ映ってました、浮気現場。まあ正直、男を連れ込んでるんだろうな~とは薄々思ってたんですけど、その相手と隠蔽方法には、さすがにすごく驚きましたね(苦笑)。  まず浮気相手は僕の友達だったんです。何度か宅飲みしてたからヤヨイとは顔見知りなんですけど、LINEは交換してなかったはず。たぶんインスタのDMとかで繋がったんでしょうね」  ですがタケルさんが部屋に入るとヤヨイさんが1人だけ。どのような隠蔽工作がされていたのでしょうか? 「マジでビックリ映像でした。僕の部屋は3階なんですけど、その浮気相手はバルコニーから飛び降りて逃げてたんです。ただ、うちのマンション、坂の途中にある建物でバルコニーから隣接する道路までそんなにすごい高さはなかったんですよ。  でもって、友達は身長180cm以上ある元バスケ部の運動神経いいヤツだから、バルコニーにぶら下がってから飛び降りれば、意外と無傷で着地できてたみたい。ちなみに靴は最初から部屋の中に持ち込んでいたんですけど、衝撃吸収性の高いバッシュっぽかったです(苦笑)」

翌朝、「今すぐ出てけ」と彼女を追い出す

 怒りをとおり越して呆れ果てたというタケルさん。一気にヤヨイさんへの愛情と友達への友情が冷めていくのを実感したとか。 「友達には深夜のうちにLINEで『理由はわかってると思うけど縁を切る。さよなら』とだけ送ってブロック。絶縁しました。ヤヨイは爆睡してたんで翌朝起きたときに、『今すぐ出てけ。理由は聞くな、言わせるな。わかるだろ?』と言って、そのまま追い出して別れました」  とんでもない裏切り行為の被害に遭い、さぞかしショックを受けているだろうと思いきや、タケルさんは案外ひょうひょうとしていました。 「ヤヨイにはガチ恋だったから、ぐうたら生活してるのも黙認してたんですけど、大好きだった分、反動がデカすぎて、逆に未練とか一切なかったですね」とのこと。タケルさんが執着せずに、吹っ切ることができたのは不幸中の幸いかもしれません。 <文/堺屋大地>
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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