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「上のアジ」と「下のアジ」、どちらが新鮮か分かりますか?プロに聞く「新鮮でおいしい魚」の見分け方

イカは「目が澄んで傷が少ないもの」を

魚の見分け方

奥の白いものは避け、手前の赤いものを選びたい。目も美しい

今ではすっかり高級品になったスルメイカ。スーパーではアメリカオオアカイカなどの輸入品が目立つが、スルメイカやヤリイカなどの旬の国産品を見つけたら、次の方法でいいものを選んでおいしく食べてほしい。 「イカの口の部分は『イカトンビ』と呼ばれ、鳥のトンビのような鋭い歯を持っています。定置網で獲ったイカは、網の中でイカ同士が咬みつき合うことがあります。刷り物でもイカ同士が咬み合うことがあります。だからイカは傷ができやすいのですが、なるべく咬み傷や体の欠損のないきれいなものを選びましょう。それから、目がきれいなものが新鮮です。体の色は白いものより赤いものが良いです」 ===== 店で売られている魚を吟味し、さらに料理することは魚を学ぶ良い機会になる。年末年始に腰を据えて台所に立つ際には、ぜひこの記事を参考に目利きしていただきたい。 <取材・文/木村悦子>
フリーの編集者・ライター。出版社勤務後、編プロ「ミトシロ書房」を創業。実用書やガイドブックの企画・編集を行う傍らで、Webライターとしても活動。飲食・日本文化・占い・農業など、あらゆることに興味があるが、生き物が大好きすぎて本も書く。『日本で会えるペンギン全12種パーフェクトBOOK』、『ラッコBOOK』を執筆。
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