――そもそも何がきっかけでアイドルを目指すことになったんですか。 曽川：高校生のときに同級生が勉強とか部活を夢中になって頑張るなかで、自分には何もないなって。そんなときにアイドルオーディションを受けました。 ――そこまでアイドルに興味があったわけではなかった。 曽川：誰か推しがいたとかはなかったですね。乃木坂46さんが好きな友達がいて、西野七瀬さんや白石麻衣さんは知っていました。STU48に関しては瀬戸内に48グループが誕生したっていうニュースは見ましたけど、それ以降は追ったりしてなかったです。 ――なぜSTU48を選んだんですか？ 曽川：以前、別のアイドルオーディションを受けたときに最終審査で落ちてしまって、泣くまで悔しかった経験をしたのが初めてだったんです。それで本気でアイドルを目指そうと思ったときに、STU48のオーディションに挑戦しました。だから、合格してからアイドルになったことを後悔した日が1日もないぐらい楽しい。特にライブが大好きです。お話し会にはいろいろな方が来てくれて、真剣に思いを伝えてくれる方、褒めちぎってくれる方、面白い方、大ボケをかましてくる方、ツッコミ待ちの方とか。今話していたらファンの方にも「おいっ～！！」ってツッコんでることが多いかもしれない（笑）。優しい人が多いです。 ――個人的としては、モデルや演技にも挑戦していきたい。 曽川：撮影が楽しくてやりたいなっていう思いが強いです。 ――目指してる俳優さんはいますか？ 曽川：飯沼愛さんが好きです。テレビの新人発掘オーディション番組で選ばれた方なんですけど、デビュー作の『この初恋はフィクションです』も好きですし、その後も「VIVANT」とか「南くんが恋人!?」など活躍されていて。飯沼さんは香川出身で、同じ瀬戸内生まれということにも勝手に親近感が湧いてます。 ――STU48も紆余曲折を経て、今年8周年を迎えます。曽川さんから見て今のSTU48の魅力を教えてください。 曽川：ライブでの歌唱やバキバキのダンスも含めて安定したパフォーマンスは強みだなと思ってます。メンバーも瀬戸内の爽やかさのような水色が似合う可愛いルックスが揃っている唯一無二のグループなので注目して欲しいです！ 取材・文／吉岡 俊　撮影／後藤 巧