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青学の落研で出会った、ぐんぴぃという男。初対面なのに10分のエピソードトークを2本披露された話

ありえないサービス精神

ぐんぴぃが話したのは今となってはぐんぴぃの十八番エピソードである、地元でヤ●ザに軟禁された話。 面白かったです…。 「それと他には…」 弟とマリオカートごっこをしていたら車に轢かれた話も10分ほどする。 これも面白かったですわ…。 いや、待て待て待て。会ってすぐに長尺のエピソードトーク2本…?? 僕は33年間生きてきて今まで会ってすぐ10分くらいの長尺エピソードトークされた事もないし、それを立て続けに2本?? ありえないサービス精神…。 部室を後にして、大学から駅までの帰り道、初対面なのに会ってすぐに長尺の面白エピソードトークを2つもされたこともあって友人2人はぐんぴぃのことを少しバカにしていた。 僕はたしかに変だよなあと思いつつもぐんぴぃのことをカッコいと思ってしまった。

青学という雰囲気の中で…

大学に入って出会った周囲の人はとにかくちゃんとしようとしているように感じた。周りに変なやつだと思われないように、どこかで受け答えを間違えたりしてダサいやつにならないように。 そんななかで出会ったぐんぴぃには衝撃を受けた。 普通の大学生が進む道とは真逆の道を爆走していた。なんなら今だってそうかもしれない。会ったばかりの部室で急に長くて面白い話をしてくれたときのまま。そっちに進んだって何もないだろうと思っていたけど違った。すごいねこりゃ。 落研の部室を一緒に訪ねた時の友人2人は軽音楽サークルに入ってその後はいかにもな大学生活を謳歌していた。男女で鍋したり、旅行したり…。僕は落研に入ったのでそういったこととは無縁の日々を4年間送ることとなる。 ともすると僕は大学生活における選択を間違えてしまったのかもしれない。 でも今のぐんぴぃの活躍を見れば、あの時、太ったよく喋る男のことをカッコいいと思ったことは間違ってなかった。
ぐんぴぃの友人。芸人としての活動もしている。@saisaisai4126
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