キャバ嬢に「もう店に行かない」と連絡するのは悪手…“恋愛対象”として見られなくなる必然の理由
東京の上野でスナックを営む大谷麻稀です。会社員を辞め、未経験の水商売で独立してから早2年。日本屈指の飲み屋街で、昼も夜もさまざまな人間模様を見てきた私が、今夜のお酒がちょっぴり美味しくなるコラムをお届けします。
「俺、もう◯◯ちゃんのお店に行くの辞めるね」ーーキャバ嬢など、夜の店にいる女の子にそう伝えて、相手の反応を試したことがある人、正直に手を挙げてください。
「そんな寂しいこと言わないで!」と引き止めてもらえると思ってなのか……それとも、「やっと僕の気持ちを伝えられる」とスッキリしたくてなのか……。
何かしらの返信を期待して送信ボタンを押したのでしょうが……残念ながら、このセリフは“言えば言うほど”恋愛対象から遠ざかります。それどころか、客としての評価も急降下の一途をたどるでしょう。
では、なぜ「もう行かない」と言う男が好かれないのか?
理由はシンプル。“こじらせおじさん”は「百害あって一利なし」だからです。
恋は盲目とはいえ、取り返しのつかない失敗をしないよう、現役のスナックのママがその理由をぶった斬ります。
「もう行かない」と言っても、本気じゃないでしょう?
女の子から社交辞令で「そんなこと言わないで~また一緒に飲みましょうよ」といった内容の返信が来るかもしれません。でも、LINEの通知を見た瞬間、内心では「うわ、めんどくさい」とため息をついている可能性が高い。
考えてみてください。“かまってちゃん”的な発言をしないと、まともに相手をしてもらえない時点でお察しです。元来、あなたは恋愛対象として興味を持たれていないんです。
興味のない相手とは、駆け引きが成立しないのは自明の理。恋愛どころか“めんどくさい人フォルダ”に直行です。

大谷麻稀
こじらせおじさんは百害あって一利なし
駆け引きのつもりが、ただの“かまってちゃん”扱い
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上野にてスナックを経営する28歳。大好きなお酒にコミットするべく鉄道会社を退職し、ほぼ未経験の世界へ転身。TOEIC910取得。趣味は海外一人旅。
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