「30代を過ぎると“口臭”がキツくなる」夜の1分で出来るオーラルケア
ビジネスでもプライベートでも“第一印象”が大切なことは言うまでもありません。服装や髪型をきちんとするのも重要ですが、女性からの印象は、実は口元で大きく左右されます。清潔感や年齢を感じやすいのが口元。30代を過ぎると、歯の黄ばみや口臭が顕著になります。
そこで今回は、歯科医師である私(野尻真里)が、ビジネスでもプライベートでも自信が持てるようになる、効果的で続けやすいオーラルケアの方法を紹介します。
歯と歯の間の清掃を毎日続けている人はまだ多いと言えないのが現状です。毎日の習慣にしていない人は、実際に歯間ブラシやフロスを使ってみて、終わったら臭いを嗅いでみてください。
きっと嫌な臭いがすると思うのですが、それが口臭の原因となっているのです。
本当は歯磨きと一緒に毎回続けるのが理想ですが、お仕事が多忙な皆さんの朝は、そんなに時間が取れないと思います。そのぶん、夜の歯磨きでは一日の汚れを全部オフするつもりで毎日続けてみてください。
歯間清掃のポイントは、歯と歯の間に入れたら、両側の歯の表面をゴシゴシと磨くことです。ただ通して抜いてしまうだけでは意味がないので、歯ブラシで歯の表面の汚れを磨き擦るのと同じで、糸やブラシで歯の表面を磨き落としましょう。
最初は慣れないかもしれませんが、慣れてくると1〜2分程度でできるようになります。
歯磨きをしても口臭が気になると相談される患者さんの原因で一番多いのが「舌の汚れ」です。舌の表面は細かい突起で覆われているため、突起と突起の隙間に食べかすや細菌、剥がれ落ちた粘膜などの汚れがとても付きやすいです。
特に夜中は、お口の中の清潔が保たれにくいため、舌も同様に細菌がたくさん繁殖した状態となっています。そのため、朝は歯磨きの前に舌掃除から一日を始めてみてください。
舌清掃は歯ブラシではなく舌を磨く専用の“舌ブラシ”があると、よりキレイに磨くことができます。舌は奥から手前に一方通行で磨き、4~5回に留めて、ゴシゴシしすぎないことがポイントです。

歯科医師の野尻真里
夜の1分で口臭撃退!フロス&歯間ブラシ活用法

※写真はイメージです

歯間清掃では、両側の歯の表面をゴシゴシと磨く
最初は慣れないかもしれませんが、慣れてくると1〜2分程度でできるようになります。
口臭の原因は舌からの嫌な臭い!朝にサッとできる舌清掃

舌は奥から手前に一方通行で磨く
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一般診療と訪問診療を行いながら、予防歯科の啓発・普及に取り組んでいる歯科医師です。「一生涯、生まれ持った自分の歯で健康にかつ笑顔で暮らせる社会の実現」を目標にメディアで発信をしています。X(旧Twitter):@nojirimari
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