人生が物語に!宇宙人ラッパー・オズワルド×銀河の執事・ひすいこたろうが教える覚醒の15の裏ワザ
「まるで重力から解放されたような軽さを感じられる」「全てをゆるされてる感じになる」など、普通のライブを超越した5次元ライブ体験で人気の宇宙人ラッパー・オズワルド氏。
『あした死ぬかもよ?』『名言セラピー』で知られるベストセラー作家であり、銀河の執事・ひすいこたろう氏。
今話題の両氏が異色のタッグを組んだ新著『今日、地球人をやめる。—「日常」が面白い「物語」に変わる15の裏ワザ—』が発売になった。
幸せよりも、運よりも、もっと大事なことは“自分を生き切ること”。古い自分とお別れし、自分の人生を取り戻すワザの一部を紹介しよう。
(本記事は、『今日、地球人をやめる。—「日常」が面白い「物語」に変わる15の裏ワザ—』より一部を抜粋し、再編集しています)
沖縄の北部の森の中の、奥という場所は、最後でも触れますが、俺にとって特別な場所。あるとき、その奥で、3階建ての木造の家を自分たちで作り、暮らしてる70代のご夫婦と出会いました。
もうそれが仙人のような人で、本棚には、数学の本や神様の本がズラーッと並べてあって、いろんなことを教えてくれたんですが、1個しか覚えてなくて(笑)。でも、その1個がいまもめちゃめちゃ役立っているんです。
その仙人が俺にこう言ったんです。
「君、音楽やってるんだよね?
こうやって五線譜をどこでもいいから置いて自分で自分の気になるポイントを打つと、そこに見えない音階が出来上がるんだよ。これが『置き換え』ってワザ」
正直、意味がわからず、その日は「置き換え」って数式だけもらって理解しないで帰ったんですよ。でも、それから数カ月間、「置き換え」って言葉がめっちゃ気になっていたんです。
で、あるとき、わかったんです。それまでなんでわからなかったかというと、俺、音楽やってるのに、「五線譜」って言葉の意味がわからなかったんです(笑)。
五線譜って意味を知ったときに点と点が結ばれていくかのように俺の中で繫がって、「うわーそういうことだったんだ!」と。
たとえば、手を前に出して横にして、指と指の隙間を開けると五線譜になります。
いま、この本を作る取材で、渋谷の地下の会議室にいるんですが、俺の手を前に出して、横にして指を広げると5本の指が五線譜になって、その指の五線譜からはひすいさんの眼鏡が見えて、その隣に編集の佐藤さんが飲んでる飲み物のストローの先っちょがあって、コップ、ホワイトボードといった感じで目印をつけて、ラ、ド、ミとか、音階つけたら、自然とこの場で、もう音楽が生まれるんです。
そんなふうにして音楽を作ってるわけじゃないんですが、「置き換え」の発想は自分の人生にめちゃめちゃ役立っているんです。
そもそもこの世界自体が置き換えられて作られてる。だって、全ての発祥はどこかの何かしらのサンプリングだから。この世界は、全てサンプリングされてできてるわけだから、置き換えてないものがないんです。
本質を抜く、本質を抽出する。その本質が見えたら、なんにでも置き換えることができるんです。
そもそもラップだって置き換えだ。母音(あいうえお)という本質を残して、柄である子音を置き換えていくのがラップ。
置き換えることで、嚙み合ってない相手ともチューニングを合わせられて、もっと仲良くなれるし、もっと自分の可能性を広げられるし、もっと自由に人生を遊べるようになるんです。

OZworld 、ひすいこたろう著『今日、地球人をやめる。—「日常」が面白い「物語」に変わる15の裏ワザ—』(扶桑社)
仙人が教えてくれた「置き換え」のワザ(オズワルド)
「クリエイティブ」とは常に“置き換え”の世界

宇宙人ラッパー・オズワルド氏
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『今日、地球人をやめる。』 自分の人生にどんな意味を持たせますか? 「今夜、銀河で逢いましょう。」 ![]() ![]() |
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