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「クラウド・ファンディング」のはじめ方

 クラウド・ファンディングとは、プロジェクトを実現するための資金を、個人や団体がネットを通じて、不特定多数の個人(大衆)から調達する手法のことだ。チャリティや、イベント開催、商品開発を目的として利用されることが多く、分類すると、寄付型、購入型(作品やイベントの招待)、投資型(事業の成功によるリターン)の3タイプが存在する。

⇒ クラウド・ファンディングの現状・成功例
http://nikkan-spa.jp/209868

 日本でも、様々なサイトが登場し、100万円を超える資金調達を達成するプロジェクトが多数登場している。その利用方法を紹介しよう。

◆ 支援者として参加する場合

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プロジェクトの支援状況も分かる

 クラウド・ファンディングのサイトを巡り、気になるプロジェクトがあるサイトでクレジットカートやPayPalアカウントなどを入力して、ユーザー登録。あとは「このプロジェクトを支援」をクリックするだけ。支援額は500円からと少額も用意されているので参加しやすい。支援額によって見返り(商品・サービス・支援者限定の報告など)が設定されている場合も多いので、よく読んで支援額を決めよう。また、支援金がプロジェクトの達成金額に届かなかった場合は、決済が行われないなどシステムも様々だ。

◆ プロジェクトを立ち上げる場合

 こちらもまずはサイトのユーザー登録が必要だ。概要をサイトに申し込み、審査に通ればあとは支援者をサイトが募ってくれる。期間内に目標額を達成すれば、サイト手数料を除いた資金が得られるという流れだ。個人・団体問わず、プロジェクトへ興味があれば誰でも気軽に参加できるのが魅力だ。多額の資金提供者や株ではなく、不特定多数の個人から資金を集められるのは、スモールビジネス、ネタ企画などに最適だ。ソーシャルメディアが普及してきたいま、同じ志を持つ人を見つけられる可能性は高まっている。

 躍進を続ける一方、こんな落とし穴も。つい最近、冒頭で紹介した『Kikckstarter』では、ゲーム制作プロジェクトでの資金集め詐欺疑惑が騒動になった。プロジェクトは達成せず金銭的な被害はなかったものの、サービスへの不信感は募る。

 まだまだ、発展途上のクラウド・ファンディング。震災復興のチャリティープロジェクトが多いが、ユニークな夏フェス開催や、マニアックなゲーム開発まで、様々なプロジェクトが存在する。「あったらいいな」「できたらいいな」を実行したい人、支えたい人が多数現れ、それを実現させることができるクラウド・ファンディング。のぞいてみてはいかがだろうか。

◆ 紹介した「クラウド・ファンディング」サイト

【READYFOR?】 https://readyfor.jp/
【GREEN GIRL】 http://green-girl.jp/
【CAMPFIRE】 http://camp-fire.jp/
【8-Bit Funding】 http://8bitfunding.com/

<取材・文/日刊SPA!取材班>

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