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「白い服に天つゆをこぼされた」“飲食店で走り回る子ども”を注意したら…母親の“逆ギレ一言”にア然

 飲食店で時々困るのが、チョロチョロ動き回る幼い子どもではないでしょうか。もちろん、子供達には悪気はなく、むしろ、たまのお出かけで親と一緒に食事が楽しめるのですから、テンションが上がるのも無理はありません。  ただ、親は子どもから目を離さず、常に監視する必要があることも事実です。今回は、はしゃぎ回る子どもが原因で思わぬ被害を被ったエピソードです。
結婚記念日の特別なランチ

画像はイメージです ※画像生成にAIを利用しています

結婚記念日の特別なランチ

「今年の結婚記念日は、ちょっと贅沢しようと思って」と話してくれたのは、都内在住の望月さん(仮名・33歳)です。  彼が選んだのは、都内でも評判の高い老舗の日本料理店。落ち着いた和の趣と、職人が丁寧に仕上げる料理で知られる人気店で、週末ともなれば予約が取りにくいことで知られています。  その日は、記念日ということで夫婦でランチに出かけたとのこと。天気もよく、店内は賑やかで、家族連れの姿も目立っていたといいます。 「最初に出てきた十割そばが、本当に美味しくて。細めなのにコシがしっかりあって、出汁の香りもとても上品で、これから出てくる料理にワクワクしていたんです」  しかし、その穏やかな空気は、突然の出来事によって一変したといいます。

走り回る幼児、嫌な予感は的中した

 そばをすすりながら会話を楽しんでいた望月さん夫妻。そのすぐ傍らで、幼い兄弟が走り回っていたといいます。席を立ったり、隣のテーブルの下に潜ったりと落ち着きがなく、「ああ、危ないな」と感じた瞬間のことでした。 「その子たち、途中から兄弟喧嘩を始めたんです。声も大きくなってきて、ちょっと嫌な予感がしていたんですが……」  ちょうどその時、2品目の天ぷらを運んできた女性スタッフと、兄弟のひとりがぶつかってしまいました。トレイの上にあった天汁の皿が、ぐらりと傾いたかと思うと、望月さんの方へ飛ぶようにして落下。そして、冷たい天汁が彼女の胸元にまともにかかってしまったのです。 「火傷はなかったんです。冷たい出汁だったので。でも……お気に入りだった白のワンピースが、見るも無惨に茶色く染まってしまって」  あまりの出来事に、しばし呆然とする望月さん。スタッフはすぐに駆け寄り、深々と頭を下げながら謝罪を繰り返したそうです。
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まさかの理不尽な逆ギレ
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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