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K-POPアイドルを蹴散らす「覆面パンクバンド」に業界騒然!!

コリアン・パンクス,K-POP

K-POPブームも終焉か? 反攻の狼煙を上げたコリアン・パンクス!

 巷では今、K-POPが大人気。続々とコリアン・アイドルが上陸して新作を発表すれば、ごく当たり前のようにオリコン上位にランクインする。由緒ある武道館の舞台も韓国人アイドルが独占(?)しそうな勢いだ。でも少女時代とKARAを除けば、「誰が誰だかわからない」とお嘆きの方も多いはず。ヒット曲はほんの数人の作曲家に量産されているので、似たり寄ったりな感じだ。そんなアイドルが飽和化したK-POPブームを手放しでは喜べるはずはなく、しかも、本国では「音楽の現場は別のところにある」という。

「アイドルの活動舞台はテレビ局。それに対し、リアルな音楽は弘益大学の近くに広がる弘大(ホンデ)と呼ばれるエリアから生まれています。さらに、日本のレーベル「OCTAVE SOUL」が注目のアーティストをピックアップし、日本盤をリリース。その作品群はK-POPブームに対する刺客となり、今、業界が騒然となっています」(K-POPライター)

 このライターによれば、中でも、謎のパンクバンドが5月16日にリリースした『K-POP PUNK COVERS』が台風の目になっているそうだ。ボーカルが大手芸能事務所に引き抜かれ解体状況にあったバンドに、新戦力の女性ボーカルを投入。少女時代やKARAの曲がメロコア・パンクとしてカバーされており、原曲以上の緊迫感がリスナーを圧倒する楽曲に仕上がっているという。現在、このバンドは完全に”覆面バンド”の状態。彼らのプロフィールが明らかになっていないのも、このプロジェクトの危険性の表れか?

「ボーカルがあえて顔出ししないのは、手直し上等、ルックス命なK-POPへのアンチ・テーゼでもあるはず。でも、美脚度では少女時代に負けていません。また、バックを固めるのは歴戦のつわものたちで、パンクシーンでは誰もが知る存在。お尻を揺らしたり、両脚をパコパコさせずとも、演奏で観客を挑発していくスタイルはアイドルにとって脅威でしょう。他人の褌で相撲をとって、という謗りを受けるかもしれませんが、これこそが韓国音楽界のエスタブリッシュメントに対する最も効果的なカウンターパンチになりえるのです。パンクに内在する破壊性が、硬直化したアイドル音楽を粉々にし、韓国音楽の新たな地平を切り拓くのは間違いありません!」(同)

 ヨン様に始まりK-POPブームに連なる韓流もいい加減にToo Much。でも、こんなアプローチならアリ。アイドル音楽を痛快にパンクカバーしたこのアルバムはK-POPブームへの宣戦布告。「K-POPアイドルよ、覚悟せよ。これがコリアン・パンクからの返答だ。そんな声が聞こえてくる。 <取材・文/阿部泰之(フリーライター)>

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