更新日:2026年01月14日 14:47
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中国人転売ヤーがポケカを使ってマネーロンダリング…「人民元を外貨に替えたい」理由とは

 人民元が対円で32年ぶりの高値を記録するなか、中国国内で“元から円への逆回転”とも言うべき資金還流が起きている。それもアニメの聖地・秋葉原でだ。中国人転売ヤーによるポケカを使った最新マネーロンダリングの実態に迫った!

中国人転売ヤーが明かした儲けのスキームとは!?

人民元よりポケカを信じる中国人たち JR秋葉原駅から徒歩数分の場所に、トレーディングカード買い取り専門店が複数入居する通称「トレカビル」がある。ポケモンカード(ポケカ)や遊戯王カードを中心に、国内外のコレクターが集まる二次流通の聖地だ。 「トレカ市場は日本国内にとどまらず、全世界のファンがレアカードを買い漁るバブル状態です。’24年度の市場規模は3000億円を突破。秋葉原や池袋に売買ができるカードショップが立ち並び、実は客層の8割を外国人が占めています。お客さんはいろんな国から来ますが、近年は特に中国人転売ヤーの参入が目立ちますね」(カードショップ関係者) 人民元よりポケカを信じる中国人たち
人民元よりポケカを信じる中国人たち

中国人転売グループが保管するポケカのコレクション。都内某所にある雑居ビルの一室にレアカードが大量にまとめられていた

 なかでも目玉となるのが、「PSA10」なる認証を受けたポケカだ。これは第三者機関が真贋と保存状態を評価し、最高位の10をつけたもの。いわば“本物の中の本物”だ。  店頭にはPSA鑑定10を受けたピカチュウのレアカードが200万円超えで並ぶこともあり、その過熱ぶりがうかがえる。そんな秋葉原に今、巨額の投機マネーが流れ込んでいるというのだ。

「人民元を外貨に替えたい」中国人の切実な懐事情

人民元よりポケカを信じる中国人たち
人民元よりポケカを信じる中国人たち

「人民元への不信感が中国で高まっている」。取材に応じた中国人転売ヤー。鞄の中には無数のポケカがあり、一日で複数店舗を回るのだそう

 カードショップの開店間近になると、トレカビルの前にはどこからともなく紙袋を抱えた中国人たちが集まる。中国人転売ヤーだ。 「その日の買い取り価格を開店とともに張り出すので、それを見ながら手元にあるカードを現金化するのが彼らの目的です。中国人転売ヤーたちは動員力にものをいわせて集めたポケカを淡々と換金して、円を稼いでいる。1人当たり一日、数十万~100万円くらいの印象ですが、複数グループが毎日のようにやってきます」(前出の関係者)  注目すべきは、彼らが集めたポケカを「日本円に替えている」点だ。  12月のある休日、トレカビルに並んでいた転売屋ヤーの1人に中国語で話しかけてみると、商売のカラクリが見えてきた。 「我々は単純な転売で利ザヤを抜いているのではありません。中国本土では今、『人民元を外貨に替えたい』というニーズが急速に高まっています。その手段として、ポケカを利用しているのです。値崩れが起きず、また将来の価格高騰が見込めるので、仕入れたら価格が上がるまで待つのもいいのだけれど、今、中国から来るオファーは元を円に替える手数料ビジネス。このほうが効率よく儲けられます。我々の倉庫にはPSA10のレアカードが山積みで保管されてますよ」
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「人民元はゲームセンターのメダルと同等」?
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