「なんとかしろ!」記録的大雪の中で助けを求めてきた中国人観光客が“逆ギレ”…理不尽すぎるトラブルの結末
昨年2月3~4日、12時間降雪量では国内観測史上1位となる120cmを記録した北海道帯広市。その様子は新聞・テレビも報じられ、覚えている人もいるだろう。
当然、交通網は完全にマヒ。出張や観光で市内のホテルに滞在していた人たちは移動手段を失い、足止めを食らうことに。ちなみに冬場の北海道は訪日外国人の人気旅行先となっており、タイミング悪く十勝エリアのホテルに宿泊していた観光客は、滞在中の予定が大きく狂ってしまったようだ。
農産物など扱う専門商社の札幌支社に勤める原口友幸さん(仮名・38歳)は、仕事柄道内各地への出張が多く、ちょうど記録的なドカ雪に襲われた帯広に滞在。日曜日だった2月2日の夜に現地入りし、4日に札幌へ戻る予定となっていた。
だが4日は、JR・高速バスともにすべてストップ。高速道路や一般道も通行止めとなったため、レンタカーで戻ることも断念。延泊を余儀なくされていた。
「まあ、この週と翌週はほかに出張も入ってなく、デスクワークだけだったので会社に戻れなくてもそれほど支障はなかったです。もともと単身赴任で札幌に来ていましたし、延泊にかかる費用はもちろん会社持ち。こんな体験はなかなかできないため、個人的にはこの状況にちょっとワクワクしていました」
5日には天気も回復してきたため、ホテルの部屋で行っていた仕事がひと段落するとホテル周辺を散策。宿は帯広駅の近くだったため、とりあえず駅に向かってみると、旅行者と思われるアジア系外国人グループの1人から英語で話しかけられた。
聞けば5日の午前中の特急で札幌に行きたかったそうだが、まだ復旧しておらず列車は運休。どうやって移動すればいいか途方に暮れている様子だったという。
「話しかけてきた男性は中国人。ただ、英語もそこまで得意ではなかったようで、途中からは翻訳アプリを介しての会話でした。ホテルを予約しているらしく、その日(2月5日)のうちに札幌に行きたかったそうですが、公共交通機関はほぼ全滅。道路は峠道も通行止めが解除され始めていましたが、国際免許は持っていないとのことだったのでレンタカーを借りることもできません。唯一、とかち帯広空港発着の飛行機は通常通りに戻っていましたが、調べるとその日はすでに満席。残念だけど今日中に札幌に行くのは難しいと伝えました」

2025年2月5日、大雪から一夜明けた帯広駅の入り口
滞在中に国内観測史上1位の大雪に襲われる
帯広駅で中国人男性から話しかけられ…
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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