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悪天候で結婚式招待客の半数が来られない…新郎がとった策は?

 相次ぐ台風が各地に甚大な被害をもたらした2019年。浸水や突風による被害を免れた人でも交通ダイヤの乱れにより、出張や旅行のキャンセルなど予定の変更を余儀なくされた人は多いだろう。
ウエディングドレス

写真はイメージです(以下同じ)

 都内の情報サービス会社に勤める横山凌士さん(仮名・33歳)は、台風ではないが自身の結婚披露パーティに大雪が直撃。交通機関に運休や大幅な遅れが生じたことで、招待客の半数が欠席したという。

記録的大雪で招待客の半数が結婚パーティを欠席

「数日前から予報で大雪の恐れがあることは知っていました。しかし、その時点で中止しても高額なキャンセル料が発生します。最後まで悩みましたが、彼女と話し合って予定通り披露パーティを開くことにしました」 飛行機 そこには「思ったほど雪が降らなかったり、意外と影響が少ないのでは?」との希望的観測もあったが、そのとき(2014年2月)に首都圏を襲ったのは20年ぶりとなる大雪。都心でも積雪は20センチを超え、羽田や成田を発着する多くの国内線が欠航した。  2人とも地方出身だったため、互いの両親や兄弟、親族に地元の友人など20数名が飛行機が飛ばず東京に来られないという事態に。両家の家族、親族がほぼ不在でお祝いのスピーチなど、当日のプログラムも大幅に変更。  これだけならそれほど問題はなかったが、20人以上が欠席になると会場のスカスカ感は否めない。彼女のためにもそれだけは避けたいと思った横山さんに対し、出席予定だった都内に住む大学時代の友人は次のような提案をする。 「『当日予定通り来られそうな人で既婚者の方には、夫婦同伴でどうぞって伝えてみたらどう?』とアドバイスをくれたんです。前日にこんなこと言い出してもドン引きされるんじゃないかと不安でしたが、5人の方が奥さんや旦那さん連れて来てくれたんです」

事情を知った友人たちが急きょ出席してくれた

 さらにこの友人からは、招待していなかった友人にも声をかけてみることを提案されたそうだ。 「これについては私と彼女の友人たちがそれぞれ手分けして連絡を取ってくれることになったんです。身内や親戚たちも出席予定だったため、もともと友人は少ししか招待していませんでした。こちらから無理にお願いしているため、会費(1人7000円)は無料で構わないと伝えました。ダイニングバーを貸し切ってのパーティですし、知人のツテを頼ってお友達価格に割引してもらったので披露宴に比べると費用も抑えられていましたから」  大雪の影響で週末、家でおとなしく過ごす予定だった人が多かったこともあり、この誘いに10数人の友人が快く応じてくれたそうだ。  結局、大雪で半数近い欠席者を出したものの事情を聞いて急きょ参加してくれた人たちのおかげで40数名が集まり、パーティを無事に終えることができたという。 「しかも、無料でいいと伝えていたのですが、こちらがお願いして来てもらった人も律儀に会費を払ってくれたんです。気持ちだけでいいと何度も断ったのですが、そこは申し訳ない気持ちでいっぱいでした。だから、後日お礼を兼ねて食事やお酒をご馳走することにしました。私も彼女もこういうのをちゃんとしておかないとどうも落ち着かないので」
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出席できなかった人向けに2回目の結婚パーティを開催
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