更新日:2012年11月06日 16:17
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ナンバープレートのひらがなに使われていない文字とは?

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 自動車のナンバープレートで、地名の右にある数字やひらがなにも、実はちゃんと意味がある。  数字は「分類番号」といい、アタマの1桁を見れば、そのクルマの種別や用途がわかるのだ。たとえば、1は「貨物の運送の用に供する普通自動車」、2は「人の運送の用に供する乗車定員11人以上の普通自動車」、3は「人の運送の用に供する乗車定員10人以下の普通自動車」、4と6は「貨物の運送の用に供する小型自動車」、5と7は「人の運送の用に供する小型自動車」、8は「パトカーや消防車、タンクローリーなど特種用途自動車」、9は「クレーン車やフォークリフトなど大型特殊自動車」、0は「自動車抵当法に別途規定された大型特殊自動車(ブルドーザーやロードローラーなど)」といった分類になっている。  また、ひらがなは「あ・い・う・え・か・き・く・け・こ・を」が事業用、「さ・す・せ・そ・た・ち・つ・て・と・な・に・ぬ・ね・の・は・ひ・ふ・ほ・ま・み・む・め・も・や・ゆ・ら・り・る・ろ」が自家用、「わ・れ」はレンタカー、「よ」は「E・H・K・M・T・Y」と同じく「駐留軍人軍属私有車両等」(要するに在日米軍関係車)という振り分けだ。  ただし、特別な理由から使われていないひらがなもある。 「『お』は『あ』と誤認される恐れがあるため、『し』は『死』を連想させるため、『へ』は『おなら』を連想させるため、『ん』は発音しづらいため、『ゐ・ゑ』は旧仮名遣いで、ほかに同じ発音の文字があるため――といった理由から使用されておりません」(国土交通省自動車情報課)とのこと。つーか、「死」を避けるのは納得だけど、「おなら」を連想させるからってのは、大人としてどうなのよ!? ※ちなみに上図のように末尾が「49」あるいは「42」となるナンバーは縁起が悪いため希望しない限り交付されない ― ジャンル別[表示の読み方](得)辞典【10】 ―
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