『推しの子』ロケ地がまさかの不法占拠?市ヶ谷駅前のシンボル「都会の釣り堀」が60年も存続できる深いワケ
―[東京“不法占拠”をめぐる旅]―
東京都千代田区の市ケ谷駅。JR総武線・都営新宿線・東京メトロ有楽町線・南北線が交わり、駅からすぐ近くに防衛省の施設がある、都心部でも中央に位置するエリアだ。駅に隣接する幅広の水路は、かつての江戸城外壕(そとぼり)が埋め立てられずに残った部分であり、それをまたぐ『市ヶ谷橋』からの眺めも良い。
そうした市ヶ谷駅周辺の風景として親しまれているものの一つが、橋に隣接する釣り堀『市ヶ谷フィッシュセンター』だ。神田川の上で釣りをできる楽しさのほか、「手ぶらで来店してOK」「一部の魚は釣ったその場で焼いて、ビールとともに味わえる」などサービス面も良好の人気スポットである。だが、この釣り堀が実は「外濠を不法占拠している」と知ったら、驚く人も多いのではないか。
この釣り堀はなぜ不法占拠状態のまま、長らく存続し続けているのか? 当記事では現地レポートに行政の議事録、若干の私見を交えて紹介する。

市ヶ谷橋から外濠(※後述の釣り堀がない方)を眺める
市ヶ谷駅前に存在する都会の釣り堀

お魚めがけて釣り糸を水面へ投げ込む男達

市ヶ谷フィッシュセンターはビル街からすぐ近く

釣り堀のすぐ横をJR総武線の電車が走っていく

市ヶ谷フィッシュセンター入口に掲げられている魚種の看板
下は外濠、上は水道管、周囲には電車・橋・ビル群…

市ヶ谷橋はJRの駅側から反対側へ下り坂になっている

釣り堀施設の真上を通る市ヶ谷水管橋

外濠の水質はあまり良いものではないが……
東京都在住。2024年にフリーランスとして独立し、ライター業およびイラスト業で活動中。ライターとしては「Yahoo!ニュース」「macaroni」「All Aboutニュース」などの媒体で、東京都内の飲食店・美術館・博物館・イベント・ほか見所の紹介記事を執筆。プライベートでも都内歩きが趣味で、とりわけ週2〜3回の銭湯&サウナ通いが心のオアシス。好きなエリアは浅草〜上野近辺、池袋周辺、中野〜高円寺辺りなど。X(旧Twitter):@Dejavu_Raw
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