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1.44kgのウルトラブックが十分「軽い」と思える理由

【富士通 LIFEBOOK UH75/H】


実勢価格12万9800円。1366×768ドットの14インチ液晶を搭載するウルトラブック。500GB HDDに処理高速化のためのSSDを組み合わせ、休止状態から約7秒で復帰する。OSは64bitのWindows 7 Home Premiumで、PowerPointつきのOfficeを装備。CPUは最新世代のCore i5を採用し、4GBのメモリと約9.1時間稼働のバッテリを積んだハイスペックな一台。サイズと重量はW327×D225×H15.6mm/約1.44kg。その物欲やいかに?

富士通 LIFEBOOK UH75/H◆薄さと大画面&長時間稼働を実現。第2世代の国産ウルトラブック!

 およそ10年前、普段持ち歩くノートPCの「重い・軽いの境界線」は2kgだった。その後、軽量化が進んで5年ほど前には1.5kgがひとつの目安になり、現在は無条件で「軽い」と評価されるのは1kg前後にまで下がっている。そんななか、富士通から登場したウルトラブック「UH75/H」の重量は1.44kg。業界標準から考えると重い部類に入るのだが、その性能を考慮すれば、十分「軽い」と断言できる。

富士通 LIFEBOOK UH75/H

最厚部15.6mmの筐体はHDD内蔵ノートでは業界一の薄さとなる。そのうえで2基のUSB 3.0端子や、有線LAN用のアダプタも用意されている

 その理由の第一は、モバイルノートとしての利便性の高さだ。まず注目したいのが画面の見やすさ。UH75/Hは、狭額ベゼルの採用で13インチ級の筐体サイズに14インチ液晶を埋め込んでおり、一般的な大画面ウルトラブックよりも画面が若干広い。この若干の差が、外部からの光源が安定しない移動中に大きく効いてくるのだ。

 加えてネットワークの多彩さも見逃せない。無線LANはメジャーなIEEE802.11bgnに対応し、WiMAXも標準で使える。そのうえで、スリムなモデルでは省かれやすい有線LANにも付属のアダプタで対応。無線LANが安定しない環境では、物理的につながったネットワークでしっかり仕事できるわけだ。

 そして、それを支える基本スペックにも抜かりはない。バッテリ駆動時間は約9.1時間と終日持ち出せるレベルで、ストレージは大容量なHDDと高速なSSDのメリットを組み合わせたハイブリッド構造を採用。CPUとチップセットも最新で、どこで作業するにもストレスフリーで集中できるはずだ。ちなみに直販サイトでSSDのみの構成も選べる。モバイルノートをサブPCとして使うなら、より快適なそちらを選ぶのもありだろう。

 13.3インチの下位モデル「UH55/H」が10万円強で売られているが、有線LANや指紋センサーは上位モデルのみ。下位モデルは駆動時間やストレージ容量も大きく下がるので、多少高くても上位モデルをプッシュしたい。

古田雄介

◆サブカルライター・古田雄介の物欲刺激度 2.5/3

モバイルノートは処理性能とバッテリの持ち時間で選ぶライター

◆編集担当Kの物欲刺激度 2/3

このタイミングでPCを買うなら、気になるのはマイクロソフトの新OS。本機の場合、1200円でWindows8を優待購入できるので、今ウルトラブックが必要な人は、その点は安心していい。まあ重いと思うかはその人次第。ワタクシは、普段から1.5kgのノートPCを持ち歩いているので苦じゃないが……。




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