スマホ用通話アプリで電話代が2380円も安くなった
PC時代は「わざわざ入れなくてもな」……なんて思っていたIP電話が、スマホのアプリになって俄然身近に。お得な活用術を探る
◆試算すると、先月の通話代が2380円も安くなった
スマホユーザーの間では、無料通話アプリ「LINE」の人気が沸騰中だ。ここまで無料通話が話題になると、「最近、通話料金が妙に気になり始めた」なんて人も多いことだろう。確かに、1か月に1000円違うだけでも、1年分となれば万単位になるのだからバカにならない。
そこで注目されているのが、通話料金の安い、スマホ対応のIP通話アプリだ(以下、略してIP電話)。「LINE」や類似アプリの「Viber」「Wow TALK」などは、いわゆるメッセンジャーサービスであり、ユーザー同士で無料通話ができるものの、一般電話との通話はできない。対して、IP電話は一般電話と通話ができるうえ、「050」で始まる電話番号までもらえるのが強みだ。
なお、これらのアプリを利用して通話する場合、当然ながらパケット代がかかる。パケット定額プランに入っていない人は、節約どころか「パケ死」必至なのでご注意を。
では、数あるアプリからどれを選ぶべきなのか? まずは、各サービスの料金を比較してみよう。こちらのシミュレーションを見ていただきたい⇒(https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=231619)。これは本欄担当編集者の実際の通話時間を基に料金を比較したもの。固定電話への通話と携帯電話への通話は半々と想定している。大まかな計算ではあるが、050plusなら1000円、Skypeなら2400円も安くなった(Skypeは外部着信用の番号が有料オプションのため、申し込む場合は別途約700円/月が加算される)。
※詳しいアプリ別料金・使い勝手一覧はコチラ⇒https://nikkan-spa.jp/231480
IP電話を利用した「電話代節約術」において、基本事項として押さえておくべきは次の2点だ。
★固定電話への通話は、IP電話、とりわけSkypeと050plusが断然安い。キャリアの通話プランについている無料通話分は携帯電話への通話に充て、固定電話へはIP電話からかけるようにすれば、大幅な節約になる。
★キャリアの通話プランを「タイプL」以下で契約している人なら、携帯電話への通話もIP電話が若干安い。無料通話分を使い果たした後の通話はIP電話を使用するようにすると節約になる。
では使い勝手はどうか!? 徹底検証してみた⇒https://nikkan-spa.jp/231478
― [スマホ用通話アプリ]で電話代を超節約!【1】 ―
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