更新日:2011年10月02日 16:37
仕事

竹原慎二が吼える「言い訳するくらいなら、諦めろ!」

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 どうにも明るい未来が見えてこない30代無職の現状。彼らには何が必要で、何が足りないのか? 元世界チャンピオンの竹原慎二氏に一刀両断してもらった。 「だいたい人間、楽をしているときは何も起こらないもんじゃけ、頑張らないヤツは諦めるしかないわ。自分もボクシングを引退してタレントに転向したときは、まあ、ひどかった。仕事はまったく来ないし、毎日夫婦喧嘩。それが嫌で昼間はパチンコ、夜は飲み屋と、ボクサーになる前の”広島の粗大ゴミ”に戻ったようじゃった。その生活にほとほと疲れて、日焼けサロンで働きはじめたんじゃが、最初は恥ずかしかった。『世界チャンピオンが、何しとん?』って自分でも思ったし、お客さんにも言われた。じゃけ、1年間は頑張ろうって思って続けていたら、不思議なもんじゃ。タレントの仕事がくるようになってな。やっぱり人生、ツラい思いをせんと運は逃げていくもんだと痛感したわ」  しかし、「頑張ろうにも頑張れない」と彼らは一様に口にするが。 「病気は大変じゃが、それは別として、頑張るのにきっかけはいらんじゃろ。そこでキレイ事やハッタリばかり言って自分に言い訳しとるヤツは、どこまでいっても絶対に動かん。なんでもええんじゃ、とにかく汗を流せば、そこから見つかるものもあるじゃろ。はっきり言って、世の中いじめは当たり前のようにあるし、みんなうつになりそうでも必死に働いとる。やる気があっても、仕事のないヤツもいっぱいおるわ。やる気のないヤツは、引きこもっていればええ。ネットで傷の舐め合いでもしとればええんじゃ。ただ、一生懸命生きてるヤツに迷惑だけはかけるなよ。あと、何かあったときには、真っ先に疑われる覚悟もしとけ。それだけじゃ」  世界を知る男からの激辛エール。彼らの心には、どう響くのか? 【竹原慎二氏元WBA世界ミドル級王者。歯に衣着せぬ発言と、 毎回「じゃあの。」で締めるブログが人気。 畑山隆則とともに、新宿にボクサ・フィットネス・ジムを開く 取材・文/青山由佳 江沢洋 キンゾー 古澤誠一郎(オフィスTi) 宮下浩純(ミドルマン) 撮影/菊竹規 ― 30代無職のリアル就活日記【5】 ―
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