“若い!軽い!”40代が増殖中!ホントに“不惑”?
―[最近の40代は子供っぽ過ぎる!]―
なぜ、こんなにも若い! 軽い! 40代が増殖中! ホントに”不惑”?
「四十にして惑わず」と孔子が言ったように、40歳といえば、立派な”大人”なはず。大企業における社員の平均年齢は40代で、最前線で働く会社の核。家庭を築き一家の大黒柱的なイメージだろうが、本当にそうか?
芸能界を見てみると、現在、32歳で亡くなる坂本龍馬を熱演中の福山雅治は42歳。EXILEリーダーのHIROは41歳で、すなわち、バカボンパパと同級生。ナインティナインの岡村隆史、宮藤官九郎、TOKIOのリーダー城島茂も40歳――。いろんな意味で、40代のイメージはない。
また、一般人でも、同様だ。
「会社の40歳の先輩3人は毎年東京マラソンに参加し、年々タイムが短くなっている。肉体の衰えはまったくないよう」(33歳・男)、「10代からロック狂の友人は、41歳になった現在も海外の新人バンドを何気にチェック。海外の野外フェスに行くなど、非常にアクティブ」(35歳・女)と、肉体、行動力において衰えなしという、若々しい40代の目撃談があれば、「42歳の上司はいまだに『週刊少年ジャンプ』が人生一番の楽しみ。月曜日は、読み終わるまで仕事を始めないので困る」(29歳・男)なんて、子供っぽい40代もいる。
また、「合コンが大好きな先輩(40歳)、合コンがセッティングできた日は、どんな仕事でも放棄」(33歳・男)、「Jリーグのサポーター活動に命を懸ける42歳は、時間に融通が利くという理由からパートタイムでの採用を希望。『明日、休みたい』というので理由を聞くと、『アウェイだから』とサラリと言われた」(30歳・男)と、40歳を超えても仕事より趣味優先な40代も。また、「サバイバルゲームにハマっている45歳の先輩。社内でチームを結成し、週末ごと、フィールドに出た後は反省会と称した飲み会を楽しんでいる。家族を顧みない自分も誇らしいよう」(29歳・女)と、家庭よりも趣味優先な人もいて。
彼らに対し、子供っぽいと非難するか? いつまでも若くていいとうらやましく思うか? それは人それぞれ。が、確実に言えるのは、彼らが既存の40代のイメージから自由だということ。考えてみれば、孔子が生きた時代と今とでは寿命が違うわけで、成熟度が異なるのも仕方ない?
なぜ、最近の40代は若い/子供っぽいのか? 果たして、今ドキの40歳像とは?
◆こんな方たちも四十路
1968年生まれ
蛍原徹、山崎邦正、大沢たかお、桑田真澄、小沢健二、紀里谷和明、渡部篤郎、柳美里、ウィル・スミス、つんく♂、清春、勝間和代、杉本彩
1969年生まれ
吉田栄作、ミハエル・シューマッハ、小山田圭吾、鈴木早智子、山口智充、武豊、的場浩司、田辺誠一、森高千里、加藤浩次、曙太郎、槇原敬之、KABA.ちゃん、及川光博、堀内健、EXILE HIRO
1970年生まれ
マーク・パンサー、宮迫博之、阿部サダヲ、河村隆一、なべやかん、池谷幸雄、羽生善治、マット・デイモン、城島茂、室井佑月、ナオミ・キャンベル、工藤静香、ウド鈴木、桜井和寿、岡村隆史、宮藤官九郎
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