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「処女信仰」復活は日本社会の変遷に裏打ちされていた!?

かつて、「処女はダサい」という考え方が男女ともに主流だった。ところが、恋愛経験を告白した声優の平野綾が大バッシングを受けた事件をはじめ、最近「処女信仰」が復権し始めているという。それもオタクだけでなく、一般の人の間でも広まりつつあるのだ。この現象は何を意味するのか!?

「処女信仰」復活は日本社会の変遷に裏打ちされていた!?

’10年8月4日、ガールズトーク番組『グータンヌーボ』で”爆弾”が落とされた。出演した人気声優・平野綾(22歳)が初めて恋愛話を解禁し、「今好きな人がいます。10歳くらい年上の人です」「浮気されたことがある」などと発言したのだ。これを受け、ファンが紛糾。「処女じゃなかったなんて」「裏切られた」というファンの悲痛な叫びがこだました。

 平野綾だけではない。今年だけでも、同じ『グータンヌーボ』に出演した女優の夏帆(19歳)が恋愛経験を告白して話題になったり、路上キスを写真週刊誌にスクープされた北乃きい(19歳)がバッシングを受けるなど、若い女性芸能人が「処女ではなかった(と思われる)」ことに対して、過剰ともいえる反応が見られるのだ。

 しかし、いくらアイドルとはいえ、処女だと思い込むのは21世紀の現在、時代錯誤の感も。騒いでいるのは悪ノリした人たちだけなのでは? と思いきや、実際にファンたちは、かたくなに処女信仰のともし火を守っていたのだ。

「アイドルは、世の男性の理想の姿でないといけない。オタクにとって処女は理想の姿であって、それを否定するのはオタクを切るということ。なのに変わらず応援してほしいと言うのは、矛盾しています。アイドルの姿勢として正しくない」
(23歳・飲食店勤務)

「ファンに対して、処女という夢を持たせるのも仕事。平野綾はアイドル路線でやってきたのだから、テレビであんなことを言うのはどうかと思います」
(19歳・学生)

◆平野綾HLL事件とは?
人気アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』でヒロインの声を担当したトップ声優&歌手の平野綾。8月4日放送の『グータンヌーボ』で恋バナを解禁すると、彼女を処女だと信じていたファンと思われる人々が激怒。ショックのあまりか、ウェブ上にCDを割る動画を掲載する人も現れた。平野自身がブログで「せっかくみんなとのライフラインができたのに」と書き込むと、「俺らは金づるか」と新たな批判が噴出。HLL(平野綾ライフライン)事件と名付けられた。

◆年齢別、未婚者の性経験の構成比

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― [処女ブーム復活]の謎【1】 ―

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