LTE48か所で勝手に調査! 実効速度はどのぐらい出る?
新iPadやiPad2などのタブレット端末の普及に加え、キャリア各社が高速通信サービスの提供を開始したことで、モバイルルーターを持つ人が増えている。
イー・モバイルの「Pocket WiFi LTE(GL01P)」を使って、モバイルルーターの使い勝手を検証してみたい。
何はともあれ気になるのは通信速度と通信エリア。さっそく首都圏48か所でLTEの通信速度を測定し、下りの実効速度順にランキングにしてみた。測定は台風が通過する前後の数日間、SPEEDTEST.NETを使って、記者が仕事で移動する場所を中心に各地点ごとに3回計測。もっともよい数値を採用した。ちなみにご存じだとは思うが、LTEとは下り最大通信速度75Mbpsの高速通信規格のこと(将来的には112Mbpsになる予定)。現在、急速に通信エリアが拡大しており、自宅がLTE対応エリアなら、光回線なしでインターネット回線はモバイルルーターだけということも十分可能だ。
⇒【LTE48か所 勝手に調査】17位~48位
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=236549 もっとも実効速度が遅かったのが東銀座駅の3.543Mbps。渋谷駅周辺も4.207Mbpsと数値は低かったが、それでもウェブを見たりメールをしたりするのには十分な速度。記者は目まぐるしく数値が変わるFXのチャートを表示していたが、速度に関するストレスはまったく感じなかった。 そして今回の測定でもっとも速かったエリアは、15.81Mbpsを記録した羽田空港周辺。以下15位まで2桁の実効速度を記録した。 ⇒【LTE48か所 勝手に調査】1位~10位
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=236550 このEMOBILE LTEの利用エリアは、今年6月までに東名阪主要都市で99%がカバーされる予定。さらに2013年3月までには全国人口カバー率70%まで拡大する見通しだ。仮にEMOBILE LTEのエリア外でも、全国人口カバー率93%のEMOBILE G4(下り最大通信速度42Mbps)で高速通信が可能。EMOBILE LTEとEMOBILE G4は気づかないうちに切り替わるので、電車に乗り高画質な動画を再生しながら移動しても何の問題もない(通信利用エリアや通信速度の詳細はイー・モバイルのサイトで確認を)。 連続通信時間は9時間(スペック値)と、バッテリの持ちはLTE対応モバイルルーターとしては最長クラス。つなぎっぱなしにでもしない限り、通勤前にフル充電にして出かければ帰宅するまでバッテリは持つだろう。あとはコスト。GL01Pの場合、端末代は購入時0円なうえ、月額料金は3880円(LTEフラットにねん+アシスト1600に加入し月額割適用の場合。2年縛りあり)と、競合と比べてもかなりお手頃。すでに他社のデータ通信サービスを使っている人なら、乗り換えれば5000円分のQUOカードがもらえる(~7月31日まで)。家族がいる人は、モバイルルーター1台というのは現実的ではないが(自分がモバイルルーターを持って外出すれば家族がネットに接続できない)、通信エリアが問題ない単身者は思い切って光回線をやめモバイルルーターだけにしてしまえば、月額4000~5000円の光回線代からコストダウンを図れる。 ちなみに今回実効速度をテストをしたPocket WiFi GL01Pだが、在庫僅少のため間もなく一時販売停止になるそうだ。GL01Pの販売再開を待ってもいいが、Pocket WiFi GL02Pというデザイン違いの同スペックモデルがあるので、待つぐらいなら記者はGL02Pにしたほうがいいと思う。 最後に、モバイルルーターが欲しくても奥さんの許可がなかなか下りない人は「休みの日に買い物に行ったとき、子どもにiPadで動画を見せておけばゆっくり買い物ができる。家族みんなで使える」と、家族のためにも必要だとアピールすればOKが出るかもしれない。記者はこの作戦でモバイルルーターを手に入れ、自宅でしか活用していなかったiPadのWi-Fiモデルを外でも使うようになった。 <取材・文/日刊SPA!編集部> ●イー・モバイル http://emobile.jp/ ●Pocket WiFi LTE(GL01P) https://store.emobile.jp/index.html?cid=BN-spa_120627
モバイルルーターとは、外出先でもPCやタブレット端末、ゲーム機など複数のWi-Fi対応端末を同時にインターネットへ接続できる機器のこと。高速通信対応モデルが登場したことで、光回線などの代わりに自宅のインターネット回線として使う人もいる。そんなモバイルルーターを買うときのポイントは、簡単に言えば(1)通信速度、(2)通信エリア、(3)コストの3つ。そこで、BCNランキングで5月に最も売れたモバイルルーターで、家電量販店でもiPadとセットで買う人が多い、https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=236549 もっとも実効速度が遅かったのが東銀座駅の3.543Mbps。渋谷駅周辺も4.207Mbpsと数値は低かったが、それでもウェブを見たりメールをしたりするのには十分な速度。記者は目まぐるしく数値が変わるFXのチャートを表示していたが、速度に関するストレスはまったく感じなかった。 そして今回の測定でもっとも速かったエリアは、15.81Mbpsを記録した羽田空港周辺。以下15位まで2桁の実効速度を記録した。 ⇒【LTE48か所 勝手に調査】1位~10位
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=236550 このEMOBILE LTEの利用エリアは、今年6月までに東名阪主要都市で99%がカバーされる予定。さらに2013年3月までには全国人口カバー率70%まで拡大する見通しだ。仮にEMOBILE LTEのエリア外でも、全国人口カバー率93%のEMOBILE G4(下り最大通信速度42Mbps)で高速通信が可能。EMOBILE LTEとEMOBILE G4は気づかないうちに切り替わるので、電車に乗り高画質な動画を再生しながら移動しても何の問題もない(通信利用エリアや通信速度の詳細はイー・モバイルのサイトで確認を)。 連続通信時間は9時間(スペック値)と、バッテリの持ちはLTE対応モバイルルーターとしては最長クラス。つなぎっぱなしにでもしない限り、通勤前にフル充電にして出かければ帰宅するまでバッテリは持つだろう。あとはコスト。GL01Pの場合、端末代は購入時0円なうえ、月額料金は3880円(LTEフラットにねん+アシスト1600に加入し月額割適用の場合。2年縛りあり)と、競合と比べてもかなりお手頃。すでに他社のデータ通信サービスを使っている人なら、乗り換えれば5000円分のQUOカードがもらえる(~7月31日まで)。家族がいる人は、モバイルルーター1台というのは現実的ではないが(自分がモバイルルーターを持って外出すれば家族がネットに接続できない)、通信エリアが問題ない単身者は思い切って光回線をやめモバイルルーターだけにしてしまえば、月額4000~5000円の光回線代からコストダウンを図れる。 ちなみに今回実効速度をテストをしたPocket WiFi GL01Pだが、在庫僅少のため間もなく一時販売停止になるそうだ。GL01Pの販売再開を待ってもいいが、Pocket WiFi GL02Pというデザイン違いの同スペックモデルがあるので、待つぐらいなら記者はGL02Pにしたほうがいいと思う。 最後に、モバイルルーターが欲しくても奥さんの許可がなかなか下りない人は「休みの日に買い物に行ったとき、子どもにiPadで動画を見せておけばゆっくり買い物ができる。家族みんなで使える」と、家族のためにも必要だとアピールすればOKが出るかもしれない。記者はこの作戦でモバイルルーターを手に入れ、自宅でしか活用していなかったiPadのWi-Fiモデルを外でも使うようになった。 <取材・文/日刊SPA!編集部> ●イー・モバイル http://emobile.jp/ ●Pocket WiFi LTE(GL01P) https://store.emobile.jp/index.html?cid=BN-spa_120627
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