アナタは大丈夫?職場での許せない行為
「他人にはなかなか理解されない。が、自分には絶対許せない!」――生理的にどうしても耐え難い他人の行為というものは誰にでもあり、皆、そんな憤りを孤独に抱えて生きている。ときには、その怒りを吐き出してみようじゃないか! 「生理的に許せない行為」大告発大会デス!
職場での許せない!!
一日の大半の時間を過ごす職場。その人間関係は複雑で、閉じられた空間なだけに、告発者の鬱憤も大きいのか。その怒気は荒い。
「通りすがりに用事もないのに人のパソコンを覗いて、まるで意味のないコメントを言う人。集中してるのに気が散る!」(28歳・女)、「隣の席のだらしない女の荷物が、私のデスクに侵食してくることが、許せない」(35歳・男)などは、実際、迷惑も被っていて、その憤りはわからないでもない。
また、「書類をめくったり、配ったりするときに、ツバをつけるのはやめてほしい」(28歳・男)というのだって、「他人のツバなんぞに触りたくない」(23歳・女)というご指摘はごもっとも。
実は、「書類にツバ」の次に目立ったのが、「パソコンのキーボードを思いっきり叩く行為がイラッとする」というもの。「音が出るまでバンバン叩かなくても入力できます!」(32歳・男)といった切なる訴えだ。ハードヒッターを自認する身からすると、「無意識で悪気はないです、ごめんなさい」と言うしかないが……。”音”は、かなり人のカンに障るようなのだ。
「職場で男性が『ッア~~』と、声にならない空気音を発すること。あえぎ声にも似て、しんと静まり返ったオフィスでそういう声を頻繁に出されるのは不快」(28歳・女)、「ケータイがかかってくると、職場をウロウロしながら大声で話す、そのデカイ話し声にイラッ」(32歳・女)なんて人も。
とはいえ、「仕事中の深いため息を聞くとうんざり」(24歳・女)という意見を聞くと単に”音”の問題ではなく、過剰にか、勝手にか「仕事してますよ」「私、大変」アピールを受け取ってのことではないかとも思うのだ。
「首を回している人。『疲れているんです』という、安っぽいアピールが見え見え」(30歳・女)、「仕事中、チタンネックレスを首に巻いている人が目障り。そんなに健康になりたいの?」(37歳・女)なんてのは、もはや因縁。本当に疲れているのかもしれないじゃないですか!?
「1リットルの紙パックの甘ったるい飲料をいつも飲んでいるデブな同僚。甘ったるい匂いが周囲に充満して、キモチワルイ……」(40歳・男)にいたると、それは生理的に許せない人の話では!?
そう思うと、「セロテープにべったりついた指紋を見るのが嫌」(28歳・女)、「()や!の全角と半角が揃っていないメールは気持ち悪い! 個人的にはすべて半角であるべし!」(21歳・女)といった訴えは、なんだかかわいらしくもあり。殺伐とした職場の一時の和みにすら思えてくるのだ。
パソコンを覗く──
集中しているのに、気が散るからやめてくれ
キーボードを強く叩く──
音が出るまで叩かなくてもちゃんと打てます
― [生理的に許せない行為]告発集【2】 ―
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