雑学

キュウリ味ガム、生ゴミ臭スナック…中国のヘンな菓子を実食した

 4000年の歴史を誇る中国の食文化には、外国人からは、ゲテモノ扱いされてしまうような食べ物も少なくない。犬肉食や虫食などがその一例だが、コンビニやスーパーで売られている菓子類さえも、外国人にはちょっと理解できないフレイバーの商品が数多く存在する。そこで取材班は、「ありえない味」の菓子類を集め、実食してみた。まずはコンビニで見つけたこちらのチューインガム。

 アメリカのブランド「ダブルミント」の中国版商品だが、パッケージには、輪切りにされたキュウリが描かれてある。そう、これはキュウリ味のガムなのである。

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キュウリ味ガム

お口に広がる青くさーい香り(笑)

 見かけは普通の粒ガムだが、口に入れて噛んでみると、キュウリ成分によるものなのだろうか、青臭い匂いが口の中に充満する。この匂いを清涼感と呼ぶのだろうか。筆者は何となくカメムシを思い出してしまった……。マズイわけではなかったが、1分とかからないうちに味がなくなってしまった。

 そしてこちらは地下鉄駅構内の菓子店で発見した、中国語で「ドリアンビスケット」と書かれた商品だ。

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ドリヤン

生ゴミの臭いなだけに本当に腐ってもわからない!?

「サクサクドリアン」と怪しい字体で書かれたパッケージに期待が高まる。封を開けると、早速、ドリアン特有の「夏の日のゴミ置き場」の匂いがむわーんと鼻を突いた。それにひるまずいざ一口食べてみる。すると、生のドリアン以上の強烈な香りが口の中に来襲した。匂いのもとはビスケットにはさまれているクリーム。どうやらそこに大量のドリアンが練りこまれているらしい。ドリアン好きにはたまらないかもしれないが、一般受けはしないことは確かだ。

 続いては、スーパーのビールコーナーにあったこちらの商品。

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ビール

ビールと書いてあるが、パイナップル味の炭酸飲料だった

 缶には中国語で「パイナップルビール」と書かれており、パイナップルをモチーフにしたデザインがあしらわれている。グラスに注いでみると、色や泡立ちはビールそっくりだがアルコールはゼロ。いわば中国版子供ビールなのだ。口に含んでみると、確かにパイナップルのトロピカルな香りが漂う。炭酸は強めで甘さ控えめ。これなら大人でもいけるだろう。ちなみにこのパイナップルビール、広東人に聞いたところ地元ではかなり歴史のあるご当地ドリンクなのだそうだ。

 そして今回集めたなかで最も理解不能だったのは、スーパーのスナック菓子コーナーで見つけたこの商品。

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こんにゃく玄米ロール

口の中が不愉快なネバネバ味に支配される激マズ菓子

 日本語で「こんにゃく玄米ロールミルク味」と書かれてあるが……。

 封を開けるとうまい棒のような外観のスナックが姿を表すが、漂うのは脱脂粉乳の香り。口に入れるとはじめの食感はサクッとしているものの、こんにゃく成分によるものなのか、噛めば噛むほど口の中の水分を吸い取り、もっちりしてくる。そこへ玄米の香ばしさと脱脂粉乳の乳臭い香りが波状攻撃を仕掛けてきて、すぐにでも吐き出したい衝動に駆られてしまった……。

 以上、これらの商品が美味いか不味いかは人それぞれの主観的な問題としても、ゲテモノ料理同様、中国人の食に対するプログレッシブな態度は感じられた菓子の数々だった。

【取材・文・写真/ドラゴンガジェット編集部
ガジェット好きのライターや編集者、中国在住のジャーナリストが中心メンバーとなり、2012年1月から活動を開始。東京と深セン、広州、ニューヨークを拠点に、最新の話題をお届けする。(http://www.dragon-gadget.com/)




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