恋愛・結婚

GPSをフル活用、スマホアプリで客を探す援交ギャル

スマホ利用者の増加とともに、無料で気軽にコミュニケーションをとれるスマホアプリの人気も上昇。利用者が2000万人を突破したLINEをはじめ、動画中継が可能なものなど、多種多様なサービスが提供されている。一方で、その利便性を悪用した“出会い目的”のユーザーも増加し、すでにスマホアプリで知り合った少女(17歳)への準強姦容疑で逮捕者が出るなど、事件化しているケースも多々ある。無法地帯と化す、スマホアプリの現状を追った! ◆GPS機能をフル活用。男と女の欲望がうず巻く 「LINE掲示板と同時に使いだしたけど、断然『スマとも』ですね」とは、使用歴約1年の近藤裕也さん(仮名・33歳)。アプリで出会った女性「4人とヤッた」という。 「10人にチャット申請すれば、3~4人は返信があります。皆、『顔写メを送れ』とうるさいけど、ネットで検索した顔のハッキリ写っていないイケメン風の画像を送ればいい。俺の場合は、スマともで仲良くなってLINEのIDを聞き出す。位置がわかるから、実際に会えるのか、判別できるんです」  ナンパに利便性を発揮するGPSだが、なんと女性利用者には援助交際の“営業”に使う人も。<3万円でセックスできます>と書き込むミキさん(仮名・19歳)だ。 「あっという間に申請が100件とか来るよ。そこから実際に来られそうなヤツを選んで、交渉する」  手っ取り早く客をとるにはGPSが効率いいということか……。 「だいたい本番アリで3万円。ホストから営業メッセージも来るし『10万円で中出しさせて!』とか、ウザいのも多いんだよね。選ぶのもけっこう大変だよ(笑)」  このような無法状態を受けて、「春頃からユーザー数がすごく増えた」(近藤さん)という。 「アプリ内の位置アイコンの数が増えているんです。ただ、ヘンなヤツも多くなったせいか、最近は簡単にIDを教えてくれないコも多くて……。参りますよ」 【スマとも】 インストール後、プロフィールを入力すれば使用可能。現在位置はアイコンで表示。完全に位置を把握されないため誤差が生じるが、その差は数百m程度。渋谷・センター街の入り口にいた記者は、道玄坂の上のほうに表示された
アプリ

堂々と売春相手を募集する書き込みのほかに、家出少女が宿泊先を探すような投稿も。右上の表示は自分の現在位置との距離。あまりに便利すぎる……

― スマホの[出会えるアプリ]が(驚)進化中【1】 ―
おすすめ記事