荒れてる「出会い系アプリ」を試してみた
スマホ利用者の増加とともに、無料で気軽にコミュニケーションをとれるスマホアプリの人気も上昇。利用者が2000万人を突破したLINEをはじめ、動画中継が可能なものなど、多種多様なサービスが提供されている。一方で、その利便性を悪用した“出会い目的”のユーザーも増加し、すでにスマホアプリで知り合った少女(17歳)への準強姦容疑で逮捕者が出るなど、事件化しているケースも多々ある。無法地帯と化す、スマホアプリの現状を追った!
◆「スマとも」の荒れ具合は? 記者が実践してみた!
出会い系アプリのまとめ情報サイトを運営するY氏が「特に人気」と話すスマともを、記者が実際に使ってみた。早速、ダウンロードしてプロフィールを作成。登録し終わると検索画面の地図上に、現在地が表示された。それを拡大して見ると、自宅からほぼ変わらない! これを不安視するヤツはいないのか……。近くのユーザーを探してメッセージを送ってみれば、10人中2人が返事をくれた。確かに“食いつき”はいいようだが……。
使用3日目。秋葉原界隈で「男性とアキバで膝枕」という謎の投稿を発見した。早速メッセージを送ってみると、「今いる場所、近いですね!」と即レスが。その後も、さくさくチャットが進み、秋葉原で会うことに。あまりの順調さに「新手の詐欺か?」と不安になるも、実際に現れたのは16歳の女子高生!
一応、アプリは18歳以下禁止のはずなのに……。話を聞くと、彼女は秋葉原界隈の女子高生マッサージ店のアルバイトだという。「アプリは客引きに使っていて、年齢言うと反応もいいですよ」と、あっけらかんと話す。警戒心はないのか……。犯罪に巻き込まれないことを願うばかりだ。
― スマホの[出会えるアプリ]が(驚)進化中【6】 ―
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