新富裕層と凡人、最大の違いとは?
◆大金持ちは「海外資産」への投資に積極的だった
「ミリオネア」と呼ばれる100万ドル以上の資産を保有する富裕層は、’10年時点で日本国内に約174万人いるという。これは日本の人口のなかで、1.37%。ところがこの1.37%の富裕層が、1400兆円ともいわれる日本の個人金融資産の23.37%を占めている。
リーマンショックに、今後起こると予想される増税に円のデフォルトリスク……。さまざまな逆風をものともせず、資産を年々増やし続ける富裕層たちは一体、凡人と何が違うのか? 富裕層の資産運用を手掛けるアブラハム・プライベートバンク代表取締役社長の高岡壮一郎氏が言う。
「最大の違いは海外資産への投資。一般層は国内の株や不動産など日本での運用を好みますが、インフレリスクや増税リスクに敏感な富裕層は、海外資産にも積極的に投資しています。最近は特に、ヘッジファンドとオフショア商品が人気ですね」
とはいえ、金融商品は玉石混交。不動産も含めて純資産1億円を優に超える大金持ちはどんな“玉”を拾い上げるのか、見ていきたい。
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