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2011年[使える手帳]最新トレンド【その4】

いまの手帳ブームは「プチ贅沢」が流行か?

「手帳にこだわるなんて女性や若者だけの話」と考える人も多かろう。では、実際にビジネスマンが多く利用する販売店では、この手帳ブームをどう考えているのか。三省堂書店神保町本店で手帳売り場を担当する篠崎凡氏はこう語る。

「やはり依然として売れ筋なのは、高橋書店さんなどから出ている定番商品。そのほか今年急に売れ行きが伸びたのは、活用術の本が出て脚光を浴びたモレスキンです。スケジュール帳が記載してあるものではなく、横軸の罫線だけが印刷されたタイプが好調。僕も意外だったのですが、このノートを自分なりにカスタマイズし、手帳代わりに使う人が多いようですね」

 だが、モレスキンの製品は他社の手帳と比較してもかなり単価が高い。この不況で、なぜ高価な手帳が売れるのだろうか。

「多少単価が高くとも『いいものを使いたい』というような文具や手帳に愛着を強く持つ人たち、いわば文具マニアが増えているんです。実際、ペンやブックホルダー、付箋などの需要も高まっていますし、消費者も『売り切れる前にいい手帳を買いたい』と自分が気に入った手帳に出合ったら、すぐに買う傾向にありますね」

 あと、今年の手帳シーズンに顕著なのが「10年手帳」の人気ぶり。

「来年は2011年という区切りの良い年ということで『今年から10年間手帳をつけよう』と思う人が多いようで。高橋書店から出ている『10年ビジネス日誌』などの10年手帳が売れています」

 10年間とは根気がいるが、確かに来年から始めれば、終了時は’20年と区切りはよく、つけ始めるには絶好のチャンス。興味がある人は、今年を逃さぬよう注意を。




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◆能率ダイアリーリスティ1
最近問い合わせが多いのがこの商品。ポケットサイズで、
月間と週間のスケジュールが入っており、使いやすい(1764円)



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◆No.­86 ニューダイアリー
同店で売れ行きがいいのが、高橋書店の大判サイズの「ニューダイアリー」。
オフィス用としてデスクに広げて使う人が多い(1523円)



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◆ルールドノートブック(横罫)
シンプルでオーソドックスな「ルールドラージ」は、同店では
今年一番の売れ行き。ハードカバーなので、高級感がある(1890円)



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◆No.65 10年ビジネス日誌
高橋書店の「10年ビジネス日誌」は、’11年という年次が10年間
つけるにはよい区切りだと考える人が多く、売れ行き好調(3780円)



篠崎 凡氏

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「モレスキンの売れ行きは、早くも前年の2倍を超える勢い」と篠崎氏










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