モンスター化した客にゾッとした話【後編】
―[背筋が凍る[会社の恐怖体験]大全]―
日本の夏、怪談の夏。でも、ちょっと待て。いるかいないかわからん幽霊より、もっと怖い話が身近にあるでしょ。てなわけで、会社と仕事にまつわる“生きた心地がしなかった体験”“冷や汗タラ~リ体験”を集めてみました。これで少しは暑さもやわらぐ……かも!?
― [モンスター襲来]編(2) ―
◆取引先の美人担当者に迫られたが……
「勤務先のスーパーで、同僚がお客さんから『あの人、万引きしていた』と通報を受けた。さりげなく持っていた袋を確かめると、確かに万引きしたらしい商品が。タイミングを見計らって捕まえたが、シロだったことが判明。実は通報した人もグルだったらしく、名誉棄損で訴えられた」(27歳・女・販売)なんて確信犯的モンスターも。
「『大丈夫、悪いようにはしないから』と優しい顔で握手をしてくれた取引先の偉い人。数日後、何年もウチで手がけてきた大きな取引が競合他社に回ったことを知る。驚いて件の偉い人に問い合わせると、『そんなこと言ったっけ?』。大人って怖いと痛感した瞬間だった」(27歳・男・不動産)ってのはシャレにならん!
「取引先の女性担当者は大塚寧々似の美人。仕事はできるのだが酒癖が悪く、酔って股間を触ってくる、強引にキスをしようとするなどやりたい放題」とは、広告代理店に勤める34歳の男性。怖いどころかオイシイじゃんと思いきや、さにあらず。「その女性の上司である部長が、かつての不倫相手という噂で、彼女に手を出したヤツの会社から仕事を全部引き上げた、圧力をかけて担当者を飛ばしたなんて話が」。いっそ女性が外見に難のある人ならよかったのに……いや、それはそれで恐怖か!?
― 背筋が凍る[会社の恐怖体験]大全【5】 ―
この特集の前回記事
ハッシュタグ