コスプレカフェで働き始めたら、いつの間にかキャバクラ化
デフレの波に揉まれ、低賃金・過剰労働・サービス過多が蔓延る外食産業。そこは、労働環境はむろん、従業員も客もド底辺という凄まじい魔境になっていた!
◆同僚によるいじめを相談した店長からSMを強要!

飽和状態になりサービス競争が起きているコンセプト系、コスプレ系の店ではこんな事態が起きている。南里香さん(仮名・24歳)は、某コスプレカフェで働き始めたはずが、入店から1年くらいたってから併設のコスプレキャバクラへ徐々にシフトさせられた。
「カフェで働いていたときに、固定ファンがついたんです。『キミの笑顔はボクの心の星空で輝く』みたいな謎の自作ポエムを送ってくる熱烈なお客さんもいて。どうやら、カフェでそういう固定客がついたコはみんなキャバクラへ行かされる仕組みだったようです。そのほうが儲かるから。もちろん面接ではそんな話は一切聞かされませんでした」
だが、南さんがお店を辞めた原因は別のところにある。
「お客さんは高価なプレゼントをくれるので、ほかのコのお客を盗ろうものなら、控室の靴やコスプレ衣装を誰かに破かれていたり、ジュースをかけられていたりといじめを受けるんです。それを店長に相談していた夜、カラオケに連れ込まれ、『相談に乗ってやったんだからいいだろ』とおもむろにカバンからSMグッズを出してきて……。大暴れして嫌がったので、ロウを手にたらされたくらいで済みましたが」
そういうご趣味なら、コスプレカフェではなく、もっと別の店を経営するべきなのでは?
イラスト/西アズナブル 取材/大貫未来(清談社) 取材・文/朝井麻由美
― ド底辺飲食店、本日もブラック営業中【2】 ―

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