恋愛・結婚

「結婚」という目的を見失い「婚活マニア」になる人々

 女性も30歳ともなると、社会経験も積んで、個性が前面に出てくる年齢だが、なかには「一体、何があったの!?」とツッコみたくなるような不思議な迷走を始めてしまう女性も少なくない。読者諸兄の周りでもそんな女性を見かけたことがあるのではないだろうか。そんな『狂い始めた女の生態』について迫る!! ◆結婚するための努力の方向性が何から何まで間違っている! 婚活 財布の厚みと自分の居場所にイマイチ自信のない女は「婚活」に血道を上げるもの。だが、「結婚」という目的を見失い、「婚活マニア」になる猛者も後を絶たないよう。  独身を誓い合った親友の結婚を境に、婚活の鬼と化した地方公務員の太田茉莉さん(仮名・30歳・医療)は、親友を見返そうと、携帯、PC計3件の婚活サイトに登録。 「3か月の間に7人の男性と付き合うことに成功しました。ま、どれもイマイチでしたけど」  一人一人吟味する時間はとてもなさそうだが、最近は、すっかり“婚活ネットサーフィン”が趣味になって、条件のいい人といかに短期間でたくさん会えるかの記録に挑戦中なのだそう。本来の目的を見失っているとしか思えないが、茉莉さんはまだまだかわいいほうで、完全に本末転倒な例も。商社に勤める33歳の本多玲子さん(仮名)は、「毎週日曜、和風バー開業」と一風変わった婚活にハマり中。 「仕事が生きがいだったのに、社内一ダメなヤツが集結する部署に異動させられて、結婚を意識するようになった」のが1年前。ウサ晴らしで飲み歩いていたら、行きつけのバーのママから、「ハコ貸してあげるから、日曜にお店やってみたら? 近所のサラリーマンが来るから、結婚相手探しもできるかもしれないわよ」と提案された。 「和服に割烹着で、肉じゃがでも出しとけば、速攻未来のダンナが捕まるとタカを括っていました」  確かに当初は手ごたえがあった。 「転勤が決まったリーマンが、『俺と結婚しない?』と言ってきたり。でも、真に受けて翌日電話したら、『そんなこと言ったっけ? ハッハッハ』って笑われました」  それでも日曜バーの営業は続く。 「料理や客いじりが楽しくなっちゃって。赤字ですけどね」と笑っているが、副業の小遣いも、ましてや男も手に入らないながら、意外とポジティブ。頼れる女房として見染められる日も近いかも。  珍奇な婚活女としては「世界を股にかける」、元地方TV局員の柴田由佳さん(仮名・32歳)のような人も。 「ジョージ・ソロスとか大金持ちのユダヤ人は、みんなアジア人と結婚するって情報をネットで見て。仕事もつまらないし、ついでに英語も習いたいし、アメリカに行っちゃえと思った」のだそう。 「外国人はゲイシャへの憧れがあるだろうから、渡航前に着物の着付けまで習って。貯金を取り崩して、NYの語学学校に留学です」  ところが、これが不発。 「学校の仲間は、ヒスパニックばっかり。ユダヤ系のお金持ちには辿りつけませんでした」  少しは懲りたかと思いきや、「今度は金持ちが多いって噂のバンクーバーかな」などとうそぶく。そのバイタリティがあれば結婚せずとも生きていけるのでは。 イラスト/ただりえこ ― なぜ女は30歳を境に狂い始めるのか?【4】 ―
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